アリス・クーパー、「演劇的ロックンロールにおける同志」デヴィッド・ボウイを偲ぶ

アリス・クーパー、「演劇的ロックンロールにおける同志」デヴィッド・ボウイを偲ぶ - アリス・クーパー 1975年作 『悪夢へようこそ』アリス・クーパー 1975年作 『悪夢へようこそ』

1月10日に他界したデヴィッド・ボウイを悼む発言がその後も続々と伝えられている。

70年代に派手なグラム・ロック・キャラクターとしてデヴィッドと双璧をなしたアリス・クーパーは、次のようにデヴィッドのことを偲んでいる。

「誰かが亡くなったと聞いてなにを語ればいいのかということは案外難しいものだ。俺にわかるのはデヴィッド・ボウイとともに、演劇的ロックンロールにおける生涯の同志を確かに失ってしまったということだよ。

俺たちはどちらもちょうど同じ頃に演劇的なロックンロールを試み出して、場合によってはお互いに挑発し合うことでこの領域でやれることをさらに広げていくことになったんだ。

デヴィッド・ボウイがいなくなったということは誰にとってもなかなか受け入れられないことだと思う。デヴィッドは尽きることのなかった音楽とカルチャーの実験と発明の数々を足跡として残していくことになる。これほどのものは稀に見るものだし、二度と見られないものかもしれないよ。

デヴィッドは唯一無二の存在だった。地球に落ちてきた男はもとにいた惑星へと還って行ったんだよ。

ご遺族とファンのみんなにお悔やみ申し上げます」
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