X JAPAN、ドキュメンタリー映画『We Are X』が米サンダンス映画祭にて世界初公開決定

X JAPAN、ドキュメンタリー映画『We Are X』が米サンダンス映画祭にて世界初公開決定

X JAPANのドキュメンタリー映画『We Are X』が、第32回サンダンス映画祭のワールドシネマドキュメンタリー部門受賞候補作品の一つとして世界初公開されることが明らかになった。

日本のミュージシャンに焦点を当てた映画が同部門で受賞を競うのはサンダンス史上初となる。プレミアは現地時間2016年1月23日(土)14:30に行われる。

『We Are X』は『ストーンズ・イン・エグザイル~「メイン・ストリートのならず者」の真実』や『スコット・ウォーカー 30世紀の男』などの作品で知られるスティーヴン・キジャックが監督を務め、X JAPANの33年に及ぶキャリアとその軌跡を追った作品。製作は『シュガーマン 奇跡に愛された男』などを手がけた英国のドキュメンタリー映画製作会社、パッション・ピクチャーズが担当している。

プロデューサーのジョン・バトセックは今回のワールド・プレミアに際し、「YOSHIKIは卓越した才能を持った実に多才なアーティストです。彼自身の、そして彼が率いるバンドX JAPANのストーリーは信じがたいほどに劇的で、その物語を世の中に伝える役目を任されたことは素晴らしい経験でした。また、このたび栄誉あるサンダンス映画祭がこの作品を選んで世界初公開の場を提供して下さったことに心から感謝しています」とコメントしている。

また、本作制作にあたり1年以上に亙ってバンドを追ってきたというキジャック監督は、次のようにコメントしている。

「X JAPANというバンドの存在はYOSHIKIに初めて会う機会を得、このプロジェクトについて話し合う機会を持つまで全く知りませんでした。彼は、私の知らないところで並行的に存在していた音楽の別世界の扉を開いてくれただけでなく、安易には語れない想像を絶する連続ドラマのようなストーリーを見せてくれました。このバンドについて今まで知らなかった自分が信じられないという気持ちでした。私に今任されたミッションは、バンドを崇拝する世界中のX JAPANファンもまだ知らない真実を交えながら、如何に初めて自分がこのバンドに出会った時と同じ感動を、ヴィジュアルショックと共にまだ知らない人たちに伝えるかということです。このストーリーと、彼らが築いたレガシーを世に残す役目をいただけたことを、とても光栄に思います」

なお、X JAPANは11月28日より20年ぶりの日本ツアーを含む世界ツアーをスタートさせており、2016年3月には20年ぶりのスタジオ・アルバムをリリースすることが決定している。
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