イーグルス・オブ・デス・メタル、パリ同時多発テロを受け初の声明

イーグルス・オブ・デス・メタル、パリ同時多発テロを受け初の声明

フランス・パリの同時多発テロ事件でライヴ会場の襲撃に遭ったイーグルス・オブ・デス・メタルが、事件後初となる声明を発表した。

バンドのフェイスブックに掲載された声明は以下の通り。

「バンドは自国に戻り落ち着いた状態にありますが、未だにショックから立ち直れず、フランスでの出来事をなんとか受け止めようとしているところです。何よりもまず、我々の兄弟も同然のニック・アレクサンダー、レコード会社のスタッフであるトーマス・アヤド、マリー・モッサー、マヌ・ペレス、そしてパリで命を奪われた全ての友人やファンの皆さん、彼らの友人や家族、彼らが愛した人々に心よりお悔やみを申し上げます。

私たちは犠牲となられた方々やファンの皆さん、家族、パリ市民、テロの被害に遭った全ての人々と深い悲しみのもとに結び付けられています。しかし今、愛と慈悲という共通の目的のもとにこの新たなファミリーと結ばれ、共に立ち上がれることを誇りに思います。

フランスの警察やFBI、合衆国国務省、フランス外務省、そしてとりわけ、あの惨劇の現場に居合わせ、想像を絶する苦難の中にありながらも力を尽くしてお互いを助けあった全ての皆さんに感謝します。愛は悪に勝るのだと、彼らが改めて示してくれました。

EODMのライヴ活動は当面の間休止とします。

Vive la musique, vive la liberté, vive la France, and vive EODM.
(音楽万歳、自由万歳、フランス万歳、イーグルス・オブ・デス・メタル万歳)」

イーグルス・オブ・デス・メタルは11月13日、パリ・バタクラン劇場での公演中に銃撃犯らによる襲撃を受けた。バンド・メンバーは無事だったものの、グッズ販売を担当していたニック・アレクサンダーやレーベル・スタッフ、観客ら約90名が殺害され、今回の事件でも最大の被害となっている。
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