レッド・ホット・チリ・ペッパーズ、制作中の新曲群を披露できないジレンマを語る

レッド・ホット・チリ・ペッパーズ、制作中の新曲群を披露できないジレンマを語る

昨年から新作制作にいそしんでいるレッド・ホット・チリ・ペッパーズだが、たまに行うライヴでも新曲群を披露できないというジレンマに悩まされているという。

バンドは今週に入ってからフリーがロサンゼルスで共同設立したシルヴァーレイク音楽院の運営資金に充てるチャリティ・ライヴを行い、アコースティック・セットを披露したが、このジレンマについてアンソニー・キーディスはライヴ前に次のようにローリング・ストーン誌に語っている。

「このライヴが俺たちにとって拷問のようなのは、ここ1年くらい俺たちは新曲を書き続けてて、その新曲の一部は俺たちがこれまで書いてきたものの中でも最高のように俺には思えるからなんだよ」

「新曲をやりたくて死にそうなくらいなんだけど、でも、できないんだよ。っていうのは、今時の人は全員、どこにいても、録音機器を身に着けてるからなんだ」

なお、今回はプロデューサーをデンジャーマウスに託しているが、デンジャーマウスについては次のように語っている。

「超モダンなアイディアを思いつくのが得意なんだけど、でも、コントロール・ルームでアコースティック・ギターを弾き出して取り組んでる楽曲のアコースティックな本質の部分まで剥いでみたりもするんだよ。かなり美しい領域なんだよね」

バンドはこれまでに30曲以上は形にしていることを明らかにしていて、フリーは新作について「スーパーダンサブル」で「内省的」だと語っている。
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