デュラン・デュランのサイモン・ル・ボンが、サム・スミスの『007 スペクター』の主題歌“Writing's On The Wall”について訊かれ、「自分たちの曲のほうがいい」と語った。

サム・スミスは12月4日（金）より日本公開される「007」シリーズ最新作『007 スペクター』の主題歌“Writing's On The Wall”を手掛け、同ナンバーはボンド映画の主題歌としては初めて全英シングル・チャートで初登場1位を獲得した。

一方のデュラン・デュランは1985年の『007 美しき獲物たち』の主題歌“A View To A Kill”を担当、同ナンバーは全英2位を記録している。

「Q Awards」の授賞式で「Gigwise」にサム・スミスの最新主題歌について訊かれたサイモンは次のように語った。

「（“Writing's On The Wall”を）ちょっとだけ聴いたよ。ぼくの好みじゃなかったな。ぼくたちの曲（“A View To A Kill”）のほうが良く出来てたよ。でも彼はサム・スミスだからね。彼は素晴らしく美しい声の持ち主で、ぼくは彼の大ファンなんだよ」

また、サイモンは『007』シリーズの主題歌を名曲たらしめる要素は何かと訊かれ、次のように答えている。

「ぼくは常にこう考えているんだ、それはエキサイティングで、驚きに溢れていて、聴く人をちょっと驚かせるものであるべきだとね。コード・チェンジにせよ、リズム・チェンジにせよ、リリカルなひねりにせよ、いずれにしても驚きはいつだって良いものなんだ」

サム・スミスの“Writing's On The Wall”のミュージック・ビデオはこちらから。

デュラン・デュランの“A View To A Kill”のミュージック・ビデオはこちらから。

『007 スペクター』の最新予告映像はこちらから。