今年結成20周年イヤーを迎えたBRAHMAN。そのドキュメンタリー映画『ブラフマン』が、一夜限り復活上映されること、さらに上映前にはトークイベント（なんとメンバー全員参加！）も開かれるということを聞き、RO69編集部はこの上映会に潜入。その模様を写真と共にお伝えします！
この一夜限りの上映会は、10月13日まで渋谷パルコPART1にて開催されていた、BRAHMANの写真展「One Band, One Photographer, 20 years.BRAHMAN and Tsukasa Miyoshi Photo Exhibition」を記念して行われたもの。上映会前のトークイベントにはBRAHMANのメンバー4人はもちろん（TOSHI-LOWは上下ピンクのジャージで登場！）、専属フォトグラファーの三吉ツカサが登壇。
20年近い付き合いとなる両者の出会いや印象が語られたほか、今回の写真展の物販で販売されている「特製部屋飲みグッズ」（通称：バスタブ）についてTOSHI-LOWが触れると、実際に登壇者5人分のバスタブが登場（中身はウイスキーの水割りのようです）。そして乾杯をし、トークはどんどんヒートアップ！
続いて写真展の話に。「その場その場の空気を思い出して、食いしばって見てるから顎が疲れちゃうんだよね（笑）映像で見るよりも表情とか細かく見えるので見てて面白かったです」（RONZI）、「昔の写真見て、その空気感が伝わってきて。痛かったな〜とか（笑）」（MAKOTO）、「（お気に入りの写真は？と聞かれて）ライヴ写真じゃないですけど、01年か02年に当時のスタッフと一緒に撮った事務所での写真ですね」（KOHKI）とひと言。そしてTOSHI-LOWは三吉ツカサとの関係性について「こっちは被写体な訳だよ。分かってて撮られるんだよ。共同作業で生み出している訳ではないと思ってるの。繋がってないかって言われると、その『一瞬』を切り出すために、“共犯作業”みたいなことをやっているんだよ」とコメント。
さらにTOSHI-LOWは過去に三吉ツカサに「つまんねぇっす」と言われたことを明かし、「結構ショックだった。自分はどうするべきなのか考えたよね」と告白。それについて三吉は「直接言える関係であれば絶対言った方がいい。バンドというよりはTOSHI-LOWくんに大きなウェイトがあって。プライベートで何かあると撮っていれば分かる」と返すと、「むしろ写るよね。自分もその写真見て、『あれ、目ん玉の奥に今まであったものが無くなっている』というのが分かる」とTOSHI-LOWがひと言。
最後はTOSHI-LOWからの希望により、「メンバー1人1人の撮るポイント」を三吉から聞き出し（三吉曰くRONZIは「犬歯」、MAKOTOは「ケガ」、KOHKIは「コーラス」、TOSHI-LOWは「自由にやっていただきたい」とのこと）、トークショーは終了。その後、集まったファンに向けて映画『ブラフマン』の上映会が行われました。
今後、同映画はイオンシネマ岡山、フォーラム盛岡などで上映されていきます。
詳細は映画のオフィシャルサイトをご確認ください。（北川）
映画『ブラフマン』オフィシャルサイト
http://brahman-movie.jp/
