チープ・トリック、新作だけでなく、さらにその次回作も半分くらいまで出来ていると明かす

チープ・トリック、新作だけでなく、さらにその次回作も半分くらいまで出来ていると明かす

チープ・トリックは『ザ・レイテスト』以来6年ぶりとなる新作が完成していることを明らかにしている。

近年は精力的なツアーに明け暮れているバンドだが、マッコム・デイリー紙の取材を受けたトム・ピーターソンは完成している新作について「ヴィンテージ・チープ・トリックだ」と説明していて、さらにもう1枚が半分くらいまで出来上がっているとも明かしている。

「要はやり続けるっていうことなんだよ。新作のレコーディングは毎年やりたいし、どんどん作っていきたいんだよね、昔はどんなアーティストも半年に1枚くらい作ってたようにね。俺たちも含めてさ。曲を書くのはいつでもやってることだから、出さないことにメリットなんて少しもないんだよね」

さらに前作から6年開いているが、その間なにもしていなかったわけではないことをトムは次のように強調している。

「俺たちはアルバム作るのにオフを2、3年くらい取るようなバンドじゃないんだよ。2、3週間くらいまとまって休んだって奇跡のようなもんだよ。常に仕事をしてるんだよ、といってももちろん、ぶっ続けじゃないんだけどね。でも、いろんなところに行っては帰って来てはいろんな形でライヴもやるし、なんかちょっとした事業をやってる感じだよね。でも、生き残っていかなきゃ意味ないし、それでいつも前に進んでるんだよ。それが俺たちの生き様なんだ。しかも、それが楽しいんだよ。だから、やめようったってやめられないよね」

なお、バンドはドラムのバン・E・カルロスの処遇をめぐって2013年から係争に巻き込まれていたが、バン・Eは今後もメンバーではあるもののツアーとレコーディングには参加しないという形で和解に落ち着いたことをロビン・ザンダーが今年に入ってから発表している。現在、ツアーなどでのドラムはダックス・ニールセンが務めている。
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