映画監督のポール・トーマス・アンダーソンがレディオヘッドのジョニー・グリーンウッドのドキュメンタリー映画を制作中であることが明らかになった。

ニューヨーク・タイムズ誌が報じたところによると、アンダーソン監督の新作『ジュナン』は、ジョニーがイスラエルを拠点とする作曲家シャイ・ベン・ツルと共にインド北西部の街ラジャスタンで行ったレコーディングの模様を追ったドキュメンタリーになるという。

ジョニーはこれまでに『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』、『ザ・マスター』、『インヒアレント・ヴァイス』と度々アンダーソン作品のスコアを手掛けてきた。

なお、『ジュナン』は9月25日（金）から10月11日（日）まで開催されるニューヨーク・フィルム・フェスティヴァルでプレミア公開されるという。

なお、レディオヘッドは今年に入ってから『ザ・キング・オブ・リムス』（2011）以来となる新作の制作の作業を始めたと伝えられてきているが、これまでジョニーも作業が断続的に行われてきていることを明らかにしていて、また、作業を再開させるのに「なかなか時間がかかった」と説明している。