電気グルーヴ、結成から25年のヒストリーに迫る映画公開! 監督は大根仁

電気グルーヴ、結成から25年のヒストリーに迫る映画公開! 監督は大根仁

電気グルーヴにとって初となるドキュメンタリー映画『DENKI GROOVE THE MOVIE?~石野卓球とピエール瀧~』が2015年12月に全国公開されることが明らかになった。

これは、2015年7月13日の「LIQUIDROOM 11TH anniversary」ワンマンライヴの終演後流れた映像によって、正式に発表されたもの。この作品で監督を務めるのは、これが初のドキュメンタリー映画となる大根仁。大根監督の抜擢は電気グルーヴの熱望によって実現したもので、一方の大根監督も電気グルーヴを“いちばんカッコ良い先輩たち”と称している。映画に際し、大根監督からコメントが寄せられている。

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いちばん面白くて、いちばん狂っていて、いちばんカッコ良い先輩たちは、同時にいちばん近づきたくない、すなわちいちばん仕事をしたくない存在でした。

昨年春、この映画の企画をマネージャー道下氏に告げられたとき、それは赤紙招集のような、恐怖新聞が届いたような気持ちでした。道下氏もそれを気遣ったのか、高級鰻店をセッティングしてくれたのですが、せっかくの鰻もマムシの蒲焼きにしか思えませんでした。「オレが断ったらどうなりますか?」「んー、まあ誰か別の監督にお願いすると思いますが・・・二人から挙がったのが大根さんの名前だったんですよ」「・・・」電気グルーヴ過去25年の映像をエディット&ディレクションする。過去、それなりに難易度の高いミッションをこなしてきた自負はありましたが、いちばんカッコ良い先輩たちが、怖い批評家であることも知っているオレは、この仕事に確実に「地獄」を予感しました。サブカル世代の合い言葉である【でもやるんだよ!】で乗り切れる仕事でもないことも。今、出来上がった作品を見て思うことは・・・っていうか、まだ出来上がっていません!!昨年のフジロックフェスティバルから撮影を始めて、過去25年分の膨大な映像素材(250時間、5テラ!!!)をチェック&チョイスして、本格的な編集をスタートさせたのが桜咲く頃でしたが、電気グルーヴのヒストリーを2時間やそこらでまとめることなんかできるわけないじゃないですか!!!というわけで、当初「夏公開」の予定が「冬公開」ということになってしまいました・・・。さらに最近会った卓球さんは「頼んだ覚えはない」、瀧さんには「まかせる。出来上がりを観て文句を言う」と・・・。誰かこの仕事代わって!!!

大根仁
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本編には、砂原良徳、CMJK、ケラリーノ・サンドロヴィッチ、スチャダラパー、山口一郎(サカナクション)らアーティストが出演するほか、電気グルーヴを取り巻くスタッフの証言も織り交ぜられる。

映画情報は以下の通り。

●映画情報
『DENKI GROOVE THE MOVIE? ~石野卓球とピエール瀧~』
公開日:2015年12月 ROAD SHOW
監督:大根仁
キャスト:電気グルーヴ(石野卓球、ピエール瀧)、天久聖一、Andi Absolon (元ヨーロッパ ブッキング エージェント)、ANI (スチャダラパー)、Bose (スチャダラパー)、CMJK、DJ TASAKA、日高正博 ((株)スマッシュ 代表取締役)ケラリーノ・サンドロヴィッチ、道下善之 ((株)ソニー・ミュージックアーティスツ)中山道彦 ((株)ソニー・ミュージックアーティスツ 代表取締役)、小山田圭吾、SHINCO (スチャダラパー)、砂原良徳、山口一郎 (サカナクション)、山根克巳 (LIQUIDROOM)、山崎洋一郎(rockin'on JAPAN 総編集長)、WESTBAM
コピーライト:© 2015 DENKI GROOVE THE MOVIE? PROJECT
http://www.denkigroove.com/themovie/
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