レディオヘッドのフィル・セルウェイ、9月から新作制作が本格化すると明らかにする

レディオヘッドのフィル・セルウェイ、9月から新作制作が本格化すると明らかにする

新作制作が続いていると伝えられているレディオヘッドだが、フィル・セルウェイは今年の9月からバンドがフル・スケジュールで作業に取りかかることを明らかにしている。

フィルはザ・トークハウスというポッドキャストにゴーストポエットと出演し、その中で2011年の『ザ・キング・オブ・リムス』以来となるレディオヘッドの新作の作業について「最初は断続的な作業」ばかりだったが、「9月になれば、フル・スケジュールで取りかかるものになる」と説明している。さらに内容については次のように語っている。

「これまで本当に長い間、ぼくたちは自分たちだけで演奏してきてるから、そのおかげでかなりの域にまで達することができるんだ。それでアルバムからアルバムへと、自分たちを自分たちにとって楽じゃない場所まで追いやることができてきたんだと思うよ」

「ぼくたちはレコードからレコードへと変化するようにしてるし、音楽を作る下地のアプローチも作品ごとに変えるようにしてきてるんだよ」

さらにバンドの関心もすぐに目移りしてしまうため、アプローチもすぐに変化してしまうのだとも説明している。その一方で自分の資質については次のように語っている。

「きっとぼくは自分の才能の限界をかなりよく自覚できてるんだと思うよ。ある意味でそれはぼくにとってすごくいいことで、というのもレディオヘッドが好きならぼくのドラムの叩き方はすぐにわかると思うんだけど、そういうものをあみだしていくことになったし、でもね、才能がないことでいつも不安は抱えてるから、いつでもその不安を乗り越えたいという気持ちも働いてるんだよ」

バンドは今年に入ってから新作制作の作業を始めたと伝えられてきているが、これまでジョニー・グリーンウッドも作業が断続的に行われてきていることを明らかにしていて、また、作業を再開させるのに「なかなか時間がかかった」と説明している。

また、トム・ヨークはソロ最新作『Tomorrow’s Modern Boxes』を引っ提げて、8月13日(木)に大阪で開催されるマシュー・ハーバート、ジョン・ホプキンスとの特別公演、および15日(土)にサマーソニック2015内ミッドナイトソニックで開催されるHOSTESS CLUB ALL-NIGHTERに出演することも明らかになっている。

(c) NME.COM / IPC Media 2015
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