ジョン・レノンがザ・ビートルズのデビュー盤で使った幻のギターが発掘される

ジョン・レノンがザ・ビートルズのデビュー盤で使った幻のギターが発掘される

ザ・ビートルズが1962年にリリースしたデビュー・シングル"ラヴ・ミー・ドゥ"でジョン・レノンが使ったものの、その後50年近く失われていたとされていたギターが発見され、オークションに出品されることが明らかになっている。

ギターはギブソンJ-160Eというモデルで1963年に紛失し、もうみつからないものとされていたというが、このギターをアマチュア・ミュージシャンのジョン・マッコウが70年代にアメリカのサンディエゴで数百ドル(当時のレートでおよそ3、4万円)で購入していたとザ・ガーディアン紙は伝えている。

マッコウはこのギターのいわれをまったくわかっていなかったというが、ビートルズ関連グッズ鑑定家のアンディ・バビウクの著作を目にしていたマッコウの友人がこのギターとジョンの失われたギターとの類似性に気づき、バビウクの鑑定を受けることを勧めたという。これまで似たような楽器の鑑定をファンから数知れず請け負ってきたバビウクは「99パーセント本物であることはない」と語っているが、マッコウのギターはジョン・レノンがかつて所有していたものとシリアル・ナンバーが一致したという。なお、ジョンは"ラヴ・ミー・ドゥ"のほか、"抱きしめたい"や"シー・ラヴズ・ユー"のレコーディングでもこのギターを使っていた。

ギターは11月にロサンゼルスのジュリエンズ・オークションに出品される予定で、およそ60万ドル(約7500万円)から80万ドル(約1億円)で落札されるのではないかと見込まれているとか。出品される前には、夏の間にテキサス州オースティンにあるLBJ大統領図書館、その後はロサンゼルスのグラミー博物館で展示されるという。

件のギターとジョンの姿はこちらから(上から8枚目)。
http://iam-publicidad.org/article/%E3%83%93%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%AB%E3%82%BA%E3%81%AF%E6%B0%B8%E9%81%A0%EF%BC%81%E3%81%8B%E3%81%A3%E3%81%93%E3%81%84%E3%81%84%E7%94%BB%E5%83%8F%E9%9B%86%E3%80%90%E9%AB%98%E7%94%BB%E8%B3%AA%E3%80%91

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