ジョーン・ジェット、「ロックンロール名誉の殿堂にもっと女性アーティストを」と語る

ジョーン・ジェット、「ロックンロール名誉の殿堂にもっと女性アーティストを」と語る

今月の18日に開催されるロックンロール名誉の殿堂入り式典で殿堂入りが決定しているジョーン・ジェットだが、もっと女性アーティストが殿堂入りするべきだと語っている。

ジョーンはザ・ランナウェイズのメンバーとしてデビューを果たし、79年に解散するとソロ活動を追求。80年にファーストをリリースし、その後ブラックハーツを結成してリリースした81年の『アイ・ラヴ・ロックンロール』はセールス1,000万枚越えを記録する大ヒット・アルバムとなった。ビルボード誌の取材を受けてジョーンは次のように殿堂入りについて語っている。

「ロックンロール名誉の殿堂にはもっと女性アーティストが殿堂入りするべきだし、ロックにももっと女子が関わるべきだと思う。実際にはいるんだけど、ポップをやってる女の子たちほど注目されないだけなのよね。どんな都市に行ったとしても、絶対に全員女子のバンドっているもんだし、だから、社会がそういう音楽を聴きたがってるかどうかっていう話なのよね。でも、人の好みなんて変わるものなんだから、自分の好きなことをとにかく精一杯やって、みんなに気に入ってもらえることを願うしかないんだから」

今年の式典ではリンゴ・スターや昨年亡くなったルー・リードが殿堂入りするが、それぞれにポール・マッカートニーとパティ・スミスがプレゼンターを務めることが明らかになっている。

式典ではベック、デイヴ・グロール、トム・モレロ、ジョン・レジェンドらがパフォーマンスを披露する予定になっている。なお、ジョーンは昨年殿堂入りしたニルヴァーナを祝うパフォーマンスで、キム・ゴードン、ロード、セイント・ヴィンセントらと交代で、ニルヴァーナの楽曲のヴォーカルを担当した。ドラムとベースはニルヴァーナのデイヴ・グロールとクリス・ノヴォセリックが務めた。

(c) NME.COM / IPC Media 2015
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