ジョン・レノンの最初の妻、シンシア・レノンが他界

ジョン・レノンの最初の妻、シンシア・レノンが他界

ジョン・レノンの最初の妻だったシンシア・レノンが4月1日に他界した。シンシアは「がんとの短いが果敢な闘病」の末にスペインのマジョルカ島にある自宅で息を引き取ったとのことで、享年75だった。

シンシアとジョンの息子のジュリアンが病床に付き添っていたと伝えられているが、ジュリアンは今のところプライヴァシーを尊重してほしいと発表している。

シンシアはジョンとリヴァプール美術大学で出会い、ザ・ビートルズのデビュー前の1962年に身籠ったことをきっかけにジョンと結婚し、63年にジュリアンを出産した。その後、ジョンがオノ・ヨーコと出会ったことにより68年に離婚した。その後もシンシアは二度離婚を繰り返し、1978年に回想記『A Twist of Lennon』を発表した後、06年にはより踏み込んだ内容の伝記『John』を出版していた。

ポール・マッカートニーは次のようにシンシアを追悼している。

「シンシアが亡くなったという報せをとても悲しんでいます。シンシアはとても素敵な女性でリヴァプールで活動していた頃からの仲間でした。ジュリアンにとってはとてもいい母親でしたし、みんなにこれから惜しまれることになりますが、ぼくは一緒に過ごした頃のことをいつまでも楽しく思い出すはずです」

一方、リンゴ・スターは次のようにツイートしている。

「ジュリアン・レノンにピース・アンド・ラヴ。シンシアに神様のお恵みがありますように。愛をこめてリンゴとバーバラXX」

(c) NME.COM / IPC Media 2015
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