TOTOのマイク・ポーカロがALSで3月15日に他界

TOTOのマイク・ポーカロがALSで3月15日に他界

TOTOのベースのマイク・ポーカロが3月15日に他界した。マイクは筋萎縮性側索硬化症(ALS)との闘病を長く続けていた。享年59だった。

弟でキーボード奏者のスティーヴがマイクの訃報を明らかにしていて、マイクが「0時4分に自宅で家族に見守られながら永眠についた」とフェイスブックで発表した。

マイクはスティーヴと兄ジェフ(ドラム)の三兄弟でTOTOとしての活動に参加していたが、2007年に病のため活動引退を余儀なくされた。ALSはヒトの随意筋を支配する運動ニューロンが侵され筋肉の委縮と筋力の低下を発症する病で、根本的な治療法はみつかっていない。発症後、平均3年から5年で呼吸器筋の麻痺などにより死に至るという。

TOTOはマイクの引退後にいったん解散したが、マイクの闘病支援のためにその後2010年に再結成している。スティーヴ・ルカサーは13年に、キーボードのデイヴ・ペイチから「なんとかしないと。マイクの病状が悪いし、家族には支援が必要だよ」と持ちかけられて再結成に踏み切ったことを語っていた。スティーヴ・ルカサーはフェイスブックで次のように追悼している。

「ぼくの兄弟といってもいいマイク・ポーカロが今日永眠しました。言葉にできないくらい、この先マイクの不在を嘆くことでしょう。ご家族には深くお悔やみ申し上げます。神様のご加護がありますように」

スティーヴ・ポーカロによるマイクの訃報はこちらから。
https://www.facebook.com/steveporcaromusic/posts/401371883378890
公式SNSアカウントをフォローする

人気記事

最新ブログ

フォローする