イギリス、ヨーロッパ、アメリカの音楽作品のリリース日が夏から金曜日に統一

イギリス、ヨーロッパ、アメリカの音楽作品のリリース日が夏から金曜日に統一

イギリス、ヨーロッパやアメリカの音楽作品のリリース日が金曜日に統一されることが明らかになっている。

イギリスでは現在、シングルは日曜日、アルバムは月曜日にリリースされるのが慣例となっているが、火曜日がリリース日になっているアメリカも含め、金曜日がリリース日になっているヨーロッパに合せて統一されることになるという。

世界のレコード会社1300社が加盟している国際団体のIFPI(国際レコード産業連盟)やミュージシャンの組合や団体の国際団体であるFIM(国際ミュージシャン連盟)も今回の決定を支持していて、金曜日に統一することでソーシャル・メディアなどを使うアーティストにはリリースを盛り上げやすい環境となり、また各国でのリリース・タイミングを揃えることで違法ダウンロードなどの防止にも繋がるものと期待されている。

リリースの統一は今年の夏から実施予定で、各地の金曜日の午前0時1分からリリースを解禁することになるが、これまで数か月かけて、販売業者、レコード会社、アーティストやミュージシャンを代表する各団体の間で擦り合わせが行われてきたという。さらにチャートの発表もこれに合せて変更が生じることになるが、イギリスのチャートをまとめているオフィシャル・チャーツ・カンパニーでは次のように発表している。

「レコード業界が世界的にリリース日を金曜日に統一すると発表したことを受けまして、イギリスのチャートも公表日の変更を検討しています。詳細につきましては追って発表されることになりますが、チャートを発信するメディアはこれまで通り、BBCラジオのラジオ1のままとなります」

(c) NME.COM / IPC Media 2015
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