ファン.、それぞれのソロ活動のためしばらくの活動休止を宣言

ファン.、それぞれのソロ活動のためしばらくの活動休止を宣言

昨年新作に取りかかっていると明らかにしながらも、ここにきてにわかに活動の行方が危ぶまれているファン.だが、解散は考えておらず、しばらくメンバー各自の活動に専念することを明らかにしている。

ビルボード誌では複数の関係者の話としてすでにネイト・ルイス、ジャック・アントノフ、アンドリュー・ドストとの間でほとんど会話というものが交わされていないと伝えているが、バンドはオフィシャル・フェイスブックで解散を否定し、近況を次のように報告している。

「やあ、みんな! たくさんの人たちからファン.の新しいのが出るのはいつ頃だと思っていればいいのかと訊かれているんだ。みんなも知っての通り、ぼくたちはお知らせや続報などはしっかり決まってから公にしていきたいんだけど、最近いろんな噂が立っている。ぼくたちにもそうした噂は聞こえてるし、だから、直接みんなにいくつか説明しておきたいと思ったんだ」

「というわけで、一番取り上げられてきた話題からまず答えるとすると、ファン.は解散しません。ファン.というのは、ぼくたち3人がそれぞれにやっていたバンドを抜けつつ結成されたバンドなんだ。ファン.を本当に特別なものにしていることのひとつは、音楽をやる3人の個人がなにかコラボレーションを試みるために集ったものとして存在していることなんだ。そういうことをやるためにめちゃインスピレーションを受けている時にこそ楽しいレコードが作れるんだよ。今現在ネイトは自分のソロ・アルバムに取りかかっていて、アンドリューは映画のスコアに取り組んでいて、ジャックはツアーに出てブリーチャーズの音楽に精を出しているんだ。ぼくたち3人はいつだって自分たちを導くインスピレーションに従ってきたんだよ。そのインスピレーションは時にはファン.の音楽に導いてくれるし、時にはファン.の外での音楽的な試みに導いてくれることもあるんだ。ぼくたちはそうしたことすべてをファン.の活動を楽しくするエコシステムの一部だと考えてるんだよ」

「みんなはぼくたちにとってすべてなんだ。心の底からそう思うよ。みんな(つまり、ぼくたちのすごいファンベースのこと)にはみんなにふさわしい形で応えていきたいし、であれば、しっかり準備が出来た時に音楽を制作していきたいし、100パーセントに満たないものは絶対に提供したくないんだよ。『サム・ナイツ~蒼い夜~』はアルバムとして成功したし、そのままスタジオに戻ってあの時の勢いをそのまま現金化するのは簡単なことだったけど、『金になるタイミングだから』レコードを制作してツアーをするのってぼくたちにはなんの意味もないことなんだ。ぼくたちはインスピレーションを受けた時にレコードを作ってツアーに出るんだよ。ぼくたちがみんなとこんなに特別な関係を築けたのはそういう理由からなんだ。これがぼくたちの音楽を支持してくれるみんなと一番正直に付き合える方法なんだよ」

「それとぼくたち3人は今ファン.・ファミリーの中で進行しているさまざまないろんなプロジェクトについてみんなそれぞれに深く関わって応援しているんだよ。こんなに小さなクラブでもこんなにたくさんいろんな音楽を作り出せることが個人のぼくたちとしてもとても特別なことなんだ。いつもの通りでなんかあったらすぐにお知らせするから!」
公式SNSアカウントをフォローする

人気記事

最新ブログ

フォローする