ジョニー・デップ、知名度を利用して音楽活動を始めようとする俳優にはうんざりと語る

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ジョニー・デップは自分が有名人であることを利用して音楽活動を始めようとする俳優にはうんざりすると物申している。

ジョニー自身は卓越したミュージシャンとして知られていて、オアシス、ボブ・ディラン、マリリン・マンソンらの作品にもギタリストとして参加しており、先頃もライアン・アダムスの新曲"No Shadow"でコラボレーションを行っている。しかし、音楽を自身の第二のキャリアにしていくつもりは全然ないと語っている。ベルリンで行われたジョニーの新作映画『チャーリー・モルデカイ 華麗なる名画の秘密』のプレミア会場で俳優がサイド・ビジネスとしてミュージシャンをやりたがる姿をどう感じているかという問いにジョニーは次のように答えている。

「そういうのってほんとうんざりするんだよね、昔からずっとうんざりだなあって感じてきたから。ぼくは幸いにも友達のレコードとかで演奏させてもらう機会に恵まれて、それは今も続いてるんだけど。音楽は今でもぼくの生活の一部だからね(ジョニーは俳優業に飛び込む前はミュージシャンで、在籍するバンドでツアーも行っていた)。でも、いつかザ・ジョニー・デップ・バンドをみんなが聴くようなことにはならないから。それは絶対にありえないよ」

特に自分の姿をずっと映画で観せてきたから、ついでに音楽をやるところも観せてみたいという発想そのものが嫌だと次のように語っている。

「今の時代の恵まれてるところは、ある程度のキャリアを築いたら誰だって、もし音楽的な才能を持ってれば、バンドを始めて自分の専門外のフィールドでも自分の作品で食っていくことができるということなんだ。でもね、『俺の映画12本観てるんだろ、だったら俺がギターを弾いてるところも観に来いよ』っていうのは大嫌いなんだよ。それじゃあおかしいから。自分の音楽を聴いてくれてる人には自分の音楽についてのみ関心を持ってもらいたいはずだし、そうあるべきだろ」

(c) NME.COM / IPC Media 2014
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