1月21日(水)に新作『ザ・ペイル・エンペラー』をリリースするマリリン・マンソンは自身が90年代のオルタナティヴ・ロックを一般的に指す「グランジ」というフレーズを作り出したと語っている。
マリリンは自身が音楽ライターをやっていた時代にニルヴァーナの1989年のファースト『ブリーチ』用のレヴューで初めてこのフレーズを使ったと音楽サイトのノイジーに次のように語っている。
「ぼくは活動を始めた頃、ロックンロールが大嫌いだったんだ。グランジ真っ盛りの頃で、ぼくが庶民派ロックと呼んでいたロック・バンドばかりで、みんなフランネル・シャツを着た普通の人かパール・ジャムになりたがっていて、チケットマスターとの闘争を続けるとかくだらないことをやってたんだよね」
「でも、ニルヴァーナは違ってたんだ。ニルヴァーナはぼくがジャーナリストとして最も早く取り上げたバンドのひとつで、一つ言わせてもらうと、『グランジ』というフレーズはぼくが『ブリーチ』のレコード評で初めて使ったものなんだよ。感謝してもらえると嬉しいよ」
マリリンは新作リリースと同時にザ・ヘル・ノット・ハレルヤ・ツアーの北アメリカ公演に乗り出す予定になっていて、2月末にはオーストラリアのサウンドウェーヴ・フェスティヴァルに参加する。
アルバムからの"キューピッド・キャリーズ・ア・ガン"はこちらから。
(c) NME.COM / IPC Media 2014