ポール・マッカートニーは自身が初めてゲームソフト用に書いた楽曲"Hope for the Future"について語っている。
ゲームソフト『Destiny』のサウンドトラックは9月にリリースされているが、さまざまなミックスと同時にポールはオリジナル楽曲をこのサントラ用に提供している。ポールはプロジェクトに関わることになった経緯を次のようにNMEに語っている。
「このゲームの音楽にはすごい複雑さがあるし、というのもゲームでは音楽はあるルートについて一部分の音楽しか流れないものだからね。孫たちや子供たちを見ていても、みんなゲームに没頭してて、ぼくには音楽を聴いている余裕はなさそうだなとしか思えないんだよ。みんなの予定はかなりいろんなことで詰まってるからね、ぼくとしてはみんなのいろんな予定の隙間に自分の音楽を忍びこませるっていうことをしたいんだよね」
さらに自分では『Destiny』をやったことがあるのかという問いについてポールは次のように答えている。
「ぼくはあんまりゲームが得意じゃないんだよ。ほかにもやらなきゃいけないことがたくさんあるからね、ずっとテレビ画面に没頭してるわけにはいかないんだよ、ゲームにふけったりしてね。もちろん、試したことはあるし、楽しかったけど、すぐに全滅したよ。宇宙人にやられまくったよ」
ポールの楽曲"Hope for the Future"は12月8日(月)にほかのミックスともにあらためてリリースされる予定になっている。
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