今年結成50周年を迎え、10月14日に『The Essential Kinks』、11月17日に『The Anthology 1964-1971』と2種類のアンソロジー盤をリリースしたザ・キンクスだが、レイ・デイヴィスが弟のデイヴ・デイヴィスと共にスタジオに入り、新曲のデモ音源をレコーディングしていたことがわかった。
ローリング・ストーン誌のインタヴューでレイが語ったところによると、兄弟は昨年新曲のデモ音源のレコーディングをしたという。
「たしかに僕らは去年のクリスマス頃に新曲のデモ・レコーディングを数曲やっていたんだ。デイヴが僕のところにきて、新曲を数曲弾いてみてくれたんだよね」
なお、今年8月には2015年のザ・キンクス再結成報道についてレイが否定するコメントを出していた。
ことの発端は英Mojo誌でのレイ・デイヴィスのインタヴューで、その記事によると、弟のデイヴ・デイヴィスの参加の有無にかかわらず、2015年にザ・キンクスの再結成を予定していると語ったとされている。しかしその後、キンクスのオフィシャル・フェイスブックにMojo誌の報道を完全に否定するコメントが掲載された。コメントは以下の通り。
「Mojoは間違っている。レイとデイヴ、ふたりのデイヴィスの参加無しにザ・キンクスの再結成はありえない。レイ・デイヴィスもそんなことは言っていないと主張している」
今年はキンクスの結成50周年にあたり、レイとデイヴは新作を制作することで意見の一致を見たとこれまで伝えられていた。