U2のボノ、自家用ジェット機の事故で被害を受けたかもしれない動物たちを心配する

U2のボノ、自家用ジェット機の事故で被害を受けたかもしれない動物たちを心配する

先頃自家用ジェット機で移動していたところ、後尾扉脱落という事故に見舞われたU2のボノだが、頭に打ち身ができている牛か羊がドイツにいるかもしれないと語っている。

ボノは5千万ポンド(約91億円)相当の自家用ジェット機に友人らと同乗し、11月12日に開催された、ドイツのメディアで活躍した各方面の人々を表彰するバンビ賞授賞式に出席するためダブリンからベルリンに向かっていたところ、ドイツ沿岸部まできたところで事故に遭ったという。ボノはNBCニュースに次のように振り返っている。

「なんか衝撃があってね。乱気流かなんかに突っ込んだんじゃないかと思ったんだけど。それで着陸時の車輪の装置とかが外れたかなんかしたのかなってね。でも、あと25分で到着だったからね。本当の意味で胸をなでおろしたのは、この機体の設計では空中分解はしなかったっていうことなんだよ」

「ただ、その後心配になってるのは、『じゃあ扉はどこに行ったんだ? 荷物はどこ行ったんだ?』ってことなんだ。ひょっとしたら、ドイツの片田舎に頭に打ち身が出来てる牛や羊がいるかもね。とにかく事故で怪我した人は誰もいないと俺たちは思ってて、いたらとっくに名乗り出てるはずだし、俺たちもまずはそれが一番気がかりだったんだ。自分たちは無事だったからね」

問題のジェット機はドイツの沿岸一帯に差しかかった頃、高度2400メートルで後尾扉が脱落してしまったという。ただ、後尾扉とその周辺部分は機内の気圧を保っている隔壁の外にあったので、気圧の低下に襲われたり、酸素吸入が必要になることなどの事態には至らなかったという。その後、着陸してから後尾扉とともに乗員の荷物などもすべて喪失してしまったことが判明したという。

ドイツの航空管理当局は事故の調査を開始していて、地元の警察では空港近辺で荷物の捜索をしているという。

(c) NME.COM / IPC Media 2014

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