ジミー・ペイジ、レッド・ツェッペリン『聖なる館』が『Ⅴ』にならなかった理由を語る

ジミー・ペイジ、レッド・ツェッペリン『聖なる館』が『Ⅴ』にならなかった理由を語る - pic by Bob Gruenpic by Bob Gruen

先月1971年の『Ⅳ』と73年の『聖なる館』のリマスタリング盤を再発したレッド・ツェッペリンだが、ジミー・ペイジはなぜ『聖なる館』は『Ⅴ』にならなかったのかについて語っている。

アメリカの衛星ラジオ局シリウスXMの取材に応えてジミーは次のように説明している。

「きみの言う通り、『Ⅰ』『Ⅱ』『Ⅲ』ときて、それから『Ⅳ』となったわけだけど、アルバムの装丁にはシンボルが4つあったわけで、実際には『IIII』というものとしての続きだったんだよ(そもそも『Ⅳ』は便宜的なタイトルで、本来このアルバムにはタイトルがない)。だから、5枚目のアルバムが『Ⅴ』となることは最初からありえなかったわけで、それで『聖なる館』というタイトルになったんだよ」

さらに『聖なる館』のタイトルそのものの意味については「これはある意味で、ぼくたち4人が全員、それぞれに精霊の棲む家になるということを意味してるんだ」とジミーは説明している。また、ジミーは自身にとっての最初のギターの思い出を次のように振り返っている。

「ぼくの最初のギターはキャンプファイアーの伴奏に使うような代物だったんだ。家族で引っ越した家に、前の住人が残していったもので、家にギターがあったんだよ。弦もちゃんと張ってあってね。どう考えても捨て置かれたガラクタとかゴミ以上のものだったんだよね」

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