2006年に他界したジェイムス・ブラウン、まだ埋葬されていないと元運転手語る

2006年に他界したジェイムス・ブラウン、まだ埋葬されていないと元運転手語る

2006年に他界したジェイムス・ブラウンの元運転手が、ジェイムスは実はまだ埋葬されていないと明らかにしている。

この元運転手のウィリアム・マレルはジェイムスの遺体は死後、防腐処理を受けてミイラ化しているとザ・ガーディアン紙に語っている。

「JBは2006年に亡くなっていますが、まだ埋葬されてないんですよ。娘の自宅に安置されたまんまなんですね。14万ドル(約1612万円)かけてJBの身体が腐らないようにミイラ化させたんですよ。なぜかって? 子供が20人近くいて、妻が6人もいれば、遺体を埋めてしまうなんてできない相談なんです」

心不全と肺炎の合併症で死亡したジェイムスは実際には3度結婚し、法的に認められた子供を9人残している。その一方でジェイムスの婚外子として認められているラロンダ・プティは2010年にジェイムスの遺体は死亡当時、検死を回避するため安置室から盗み出されていたと訴えたが、その後、葬儀を取り仕切った人物やほかの家族からはこの指摘については事実ではないと否定されている。

また、運転手のマレルはマイケル・ジャクソンをジェイムスの葬儀までの送り迎えをしたことを振り返っていて、マイケルは「かなり好人物だった」と認めながらも「実際に会ってみると結構気味が悪かったですね。肌の色も手の色も白くなっていたし」と語っている。また、葬儀ではマイケルが憧れの人物と「一緒に過ごしたい」と申し出たのと「自分のような巻き癖を髪の毛につけてあげたい」という理由からジェイムスの遺体の傍らで一時間ほど過ごしたという。

なお、アメリカではザ・ローリング・ストーンズのミック・ジャガーもプロデューサー陣に関わったジェイムスの伝記映画『Get on Up』が8月に公開されているが、今月23日にはイギリスでも公開される。

(c) NME.COM / IPC Media 2014

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