アメリカのアルバム・セールス、2014年リリース作はいずれも100万枚に及ばず

アメリカのアルバム・セールス、2014年リリース作はいずれも100万枚に及ばず - ジャスティン・ティンバーレイク2013年作『20/20 エクスペリエンス』ジャスティン・ティンバーレイク2013年作『20/20 エクスペリエンス』

アメリカの経済専門誌フォーブスによると、今年に入ってからアルバムのセールスがアメリカでプラチナ(100万枚)を越えたアーティストは皆無だという。昨年比でみると、この時期にはジャスティン・ティンバーレイクの『20/20 エクスペリエンス』など、作品がプラチナに輝いたアーティストが計5組いたという。

今年最大のセールスを誇っていてすでにトリプル・プラチナにも輝いている作品は『アナと雪の女王 オリジナル・サウンドトラック』で、セールス的にそれに続いているのは『ビヨンセ』でこれは200万枚越えとダブル・プラチナとなっているが、昨年の作品。3位はロードの『ピュア・ヒロイン』で、これもプラチナに輝いているがやはり昨年の作品。これに続いているのが今年の作品でカントリー・アーティストのエリック・チャーチの『ジ・アウトサイダーズ』だが、こちらはまだゴールド(50万枚以上)にしか輝いていない。なお、『アナと雪の女王』サントラもアメリカでは昨年リリースの作品となっている。

なお、シングルでは昨年のこの時期には83曲がプラチナ(100万枚)に輝いたのに対して、今年はまだ60曲しかプラチナに輝いていないという。アメリカではクリスマスを含めた第4四半期にセールスが大きく伸びるのが慣例となっているが、しかし、一年の記録を塗り替えるようなポップ・アルバムがこの先年内に登場することは考えられないという。

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