フー・ファイターズ、ドキュメンタリー『ソニック・ハイウェイズ』の新予告編を公開

フー・ファイターズ、ドキュメンタリー『ソニック・ハイウェイズ』の新予告編を公開

11月12日に新作『ソニック・ハイウェイズ』をリリースするフー・ファイターズだが、テレビ放映が決まっているドキュメンタリー作品『ソニック・ハイウェイズ』の5分間の予告編を公開している。

アメリカの各都市で行われた新作のメイキングを追ったドキュメンタリー作品の方の『ソニック・ハイウェイズ』はアメリカでは10月17日から、日本では11月23日から放映が開始されるが、デイヴ・グロールは予告編の中で次のようにアルバムとドキュメンタリーの趣旨を説明している。

「スタジオに入ってまた新作をただ作るよりは、アメリカ中を旅してアルバムを作ることだってできるし、それぞれの曲を違ったスタジオでレコーディングすることもできるよなって思ったんだよ」

予告編ではバンドが訪れる都市を本拠地にしているアーティストらが登場し、バンドとのセッションも行われることが明らかにされていくが、こうしたゲストにはウィリー・ネルソン、パブリック・エナミーのチャックD、ドリー・パートン、クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジのジョシュ・オム、コールドプレイのクリス・マーティン、キッスのポール・スタンレー、ザ・ブラック・キーズのダン・オーバック、ファレル・ウィリアムスやザ・ビースティ・ボーイズのマイクDらも含まれているという。デイヴは次のように番組の構成を説明している。

「基本的なプロセスは俺たちがある都市に入って、1週間過ごしてインストゥルメンタルを作っていくっていうものなんだ。というのは俺はその間、その都市のいろんなミュージシャンのインタヴューをやってくるからなんだよ」

つまり、自身のこうした取材が消化されて初めて歌詞も書き始めるのだとデイヴは明らかにしている。

「俺はその都市の音楽が地元でどのような意味を持っているのか、文化的な影響、その都市の音楽の特徴的なサウンドとか、そういう話を地元の人たちとするんだ。もちろん、1時間の番組である都市の音楽の歴史をすべて物語れるわけがないから、バンドとの接点からある地点まで話を持っていって、そこで曲になっていくようにするんだよ」

全8回にわたるこのドキュメンタリーでは毎回新しい都市と楽曲が紹介され、毎回その時の新曲のパフォーマンスが披露されることになる。取り上げられる都市はシアトル、ロサンゼルス、シカゴ、ワシントンDC、ニューヨーク、ナッシュヴィル、オースティン、ニューオーリンズとなっている。

「たいていは俺たち自身にとって意味のある都市を選んでいったんだ」とパット・スメアが語っているが、たとえば、シアトルはニルヴァーナの本拠地としてデイヴやパットにも所縁の深い都市であるし、シカゴではバンドはニルヴァーナの『イン・ユーテロ』のプロデューサーを務めたスティーヴ・アルビニを訪ねることになる。また、ワシントンDCはデイヴが生まれ育った地元でもある。

予告編はこちらから。

なお、現在発売中の『ロッキング・オン』11月号には、デイヴ・グロールとクリス・シフレットの世界最速インタヴューが掲載されている。


『ロッキング・オン』11月号の詳細はこちらから。
http://ro69.jp/product/magazine/detail/110439

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