ジャック・ホワイト、音楽業界における性差別が嘆かわしいと語る

ジャック・ホワイト、音楽業界における性差別が嘆かわしいと語る

今週末のメキシコ公演を経てヨーロッパ・ツアーを控えているジャック・ホワイトだが、音楽業界における性差別が嘆かわしいと語っている。

ジャックはパール・ジャムのマイク・マクレディによるインタヴューに応じていて、ジャックは女性バンドや女性アーティストは男性アーティストとは違う先入観を持たれていて、女性アーティストは自分の価値を認めてもらうために男性アーティストよりも努力しなければならないのだと次のように語っている。

「ザ・ホワイト・ストライプスをやってた頃は、俺たちがステージでやってる演奏についてのみんなの印象が、メグが女性だということに影響されていることはわかってたよ」

「女性全員のバンドや、女性が中心的な役割を持つバンドだったすると、みんなの見方が変わってくるものなんだよ。女の人がなんか楽器をやるだけで、たとえば、ギターを弾いたり、ドラムを叩いたりすると、みんなにはそれだけでも珍しいものになっちゃうんだよね、『ちょっとかわいくない?』って感じでね」

「本当に残念なのは、女子だと自分たちのよさをわかってもらうために倍は努力しなくちゃならないことなんだ」

「でも、最終的にその辺のありきたりな男性ミュージシャンと較べたら、得るものは多いんだよ。というのは、自分たちのやってることをしっかりわからせるためにもものすごく心血を注がなきゃならなくなるからで、いつもそれだけ努力しなくちゃならない立場に置かれてるからなんだよ」

インタヴューはアメリカの衛星ラジオ局シリウスXMラジオのパール・ジャム専門チャンネル「パール・ジャム・レディオ」用のもので、10月8日から放送予定となっているが、話題のいくつかがクリップとして公開されている。

また、ジャックは7月に出演したボナルー・フェスティヴァルでのライヴの模様をDVDとアナログ盤3枚組アルバムとしてリリースする。ライヴ盤とDVDはそれぞれに『Live from Bonaroo』というタイトルで、ジャック・ホワイトのサード・マン・レコードの会員限定で頒布されるという。頒布パッケージにはDVDとライヴ盤のほか、ライヴ写真やポスターのほか、ボーナス音源を収録したUSBメモリーなどもついてくるとか。

ジャック・ホワイトのボナルーでのセットリストは以下の通り:
'Icky Thump'
'High Ball Stepper'
'Lazaretto'
'Hotel Yorba'
'Temporary Ground'
'Missing Pieces'
'Steady, As She Goes'
'Top Yourself'
'I'm Slowly Turning Into You'
'Freedom At 21'
'Three Women'
'You Don’t Know What Love Is (You Just Do As You’re Told)'
'We’re Going To Be Friends'
'Alone In My Home'
'Ball And Biscuit'
'The Lemon Song'
'The Hardest Button To Button'
'Hello Operator'
'Misirlou'
'Sixteen Saltines'
'Cannon'
'Blue Blood Blues'
'Astro'
'Love Interruption'
'Little Bird'
'Seven Nation Army'

マイクによるジャック・ホワイト・インタヴュー音源の一部はこちらから。

(c) NME.COM / IPC Media 2014

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