ポール・ウェラー、新作は「R&Bっぽい」作品になると語る

ポール・ウェラー、新作は「R&Bっぽい」作品になると語る

先週末、シカゴで開催されたライオット・フェストに初出演したポール・ウェラー。

ジャム時代の名曲“ア・タウン・コールド・マリス”から、スタイル・カウンシルの“マイ・エヴァー・チェンジング・ムーズ”、2005年に発表されたアルバム『アズ・イズ・ナウ』のナンバーまで、全キャリアを網羅するセットを披露したポールだが、ここ1年ほど演奏してきているセットについて、ビルボード誌の取材に対し次のように語った。

「俺が今日、あと去年一年間演奏してきたこのセットは、どの曲も今の俺にとって、一番共感を覚えるナンバーだからなんだ。今でも、どうして自分がこの曲を書いて、当時自分がどんなことを感じていたのか、はっきりと覚えている。そうしたことは普通、月日と共に変わっていくものだけど、ときどき歌詞の一部をきっかけに、突然何かが蘇ってきて、曲を書いた当時の感情を思い出したりするんだ。やっぱり、そういうことは自然と忘れていってしまうものだからね。でも、曲を聴いた瞬間、すべて思い出すこともあって、だからそうさせてくれる曲が特別なんだと思うよ」

現在ポールは、2012年の『ソニック・キックス』以来となる新作に取り掛かっていて、すでに6曲は書き上がっているという。新作について、オールド・スクールの作風とした上で次のように語っている。

「少しR&Bっぽいんだ。とは言っても、俺が言っているのは、古いR&Bだけど」

なお、この新作は来年の3月から4月にリリース予定だという。

ポールはほかにも、最近自分がインスピレーションを受けたバンドとして、テレグラムとメリーリーズの名前を挙げている。

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