モトリー・クルー、ジャスティン・ビーバーの悪童ぶりを「まだまだだ」とたしなめる

モトリー・クルー、ジャスティン・ビーバーの悪童ぶりを「まだまだだ」とたしなめる

先頃、カナダのオンタリオ州で交通事故を起こし、危険運転防止法違反で逮捕されたことが伝えられているジャスティン・ビーバーだが、モトリー・クルーが昨今のジャスティンの悪行ぶりを査定している。

現在、バンドにとって最後のツアーとなるザ・ファイナル・ツアーを敢行していて、来年の2月に来日も決定しているモトリー・クルーだが、Q誌の取材に応えたバンドはジャスティンの悪童ぶりを評していて、ニッキー・シックスは次のように語っている。

「ちょっとは褒めてやってもいいんじゃないの。出だしこそ卵を人ん家に投げつけたというもので、ちょっと弱いし、スタートとしては出遅れたけどね。その後はマイアミで公道レースをやらかして逮捕されて、これはなかなかイケてるよ。しかも、薬物の影響下にあったっていう容疑もかかったからね。それからトロントでの暴行事件があって自ら出頭したというのがあったわけで、どんどん箔がついてるけどまだまだだよ」

その一方でヴィンス・ニールは次のように語っている。

「次はチェーンで人を殴打するとか、それくらいはやんないとな。あるいはお巡りと喧嘩してみるとか。でも、今度逮捕される時は、人の家をトイペだらけにしたとか、その程度じゃないの」

逆に自分たちが悪名をはせていた80年代にリッツ・カールトン・ホテルで出くわしたある光景をトミー・リーが次のように振り返っている。

「俺たち全員完璧にキマッてたことがあったんだよ。五つ星ホテルのプールサイドで家族や子供たちもいたんだけどね。(あまりにうるさいので)プールのバーのスタッフにプールから出てけって言われて、そうしたら(同席していた)オジー・オズボーンが蟻の行列をみつけたんだよ。そのままオジーは跪くと顔を地面につけてその蟻の行列を(コカインのように)鼻から吸い上げちゃったんだぜ」

「まったく病気だよ」とニッキーはそれにこう続けている。「いや、俺たちほんと今でも生きてるのが不思議だよ。でも、なによりもオジーが生きてるのが一番不思議だぜ」

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