ファレル・ウィリアムスのデカ帽子がネット現象の見本として博物館で展示されることに

ファレル・ウィリアムスのデカ帽子がネット現象の見本として博物館で展示されることに

ファレル・ウィリアムスが今年のグラミー賞やアカデミー賞の授賞式パフォーマンスでかぶっていたデカ帽子がワシントンDCの博物館で展示されることになったとワシントン・ポスト紙が伝えている。

ファレルはグラミー賞ではダフト・パンクの"ゲット・ラッキー"のパフォーマンスに客演し、アカデミー賞では自身の大ヒット曲"ハッピー"のパフォーマンスに出演したが、どちらにおいてもこのデカ帽子をかぶっていたのが特にネットで話題を呼ぶようになった。

もともとこの帽子はデザイナーのヴィヴィアン・ウエストウッドの商品で、意図的に大き目に作ってあるもので、かつてはセックス・ピストルズのマネージャーとして知られていたマルコム・マクラレンが愛用していたことでも知られている。ファレルはロンドンのヴィヴィアンの店でバッファロー・ハットと呼ばれるこの帽子を購入し、2009年頃から愛用しているのが目撃されてきたというが、グラミー賞とアカデミー賞でのパフォーマンスで一気に大きな話題を集めるものになった。

やがて「ファレルの帽子」というツイッター・アカウントまで登場するほど話題になり始めたので、ファレルは特にグラミー賞で被っていたものをネット・オークションのイーベイに出品し、その代金は自身が支援しているチャリティ団体にすべて寄付すると発表。帽子は大手サンドイッチ・チェーンのアービーズが4万4100ドル(約457万円)で落札することになった。なお、アービーズのロゴは帽子を象っていて、特にこのファレルの帽子の形に似ていることで知られている。

今回のこの帽子が展示されるのはワシントンDCにあるニュースとジャーナリズムの博物館のニュージアムで、SNSにおける一つの現象となったものの見本例として8月22日から10月26日まで展示されることになるという。

帽子の展示についてのアービーズからの動画付告知はこちらから。

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