1983年から30年間の音楽フォーマットの変遷が円グラフGIF動画に

1983年から30年間の音楽フォーマットの変遷が円グラフGIF動画に - Digital Music News オフィシャル・フェイスブックよりDigital Music News オフィシャル・フェイスブックより

1983年から13年までの30年に及ぶアメリカでの音楽作品のフォーマットの変遷を業界情報サイトのデジタル・ミュージック・ニュースがGIF動画にしてまとめている。

1983年時点ではリリースされているほとんどの音楽作品のフォーマットは、アナログ盤のLPかEP、シングル、カセット・テープが大半で、それにごくわずかにCDと、計4つのフォーマットに限られていた。それが、00年までにはCDがほとんどという状態になり、そこからさまざまなメディアが登場して逆にCDが減少していくという変遷が円グラフでわかりやすく図案化されている。13年時点ではビデオ、SACD、オンデマンド・ストリーミング、購買サービス、着メロなどが加わり、フォーマットだけで15種類にまでに増えている。

その一方でアメリカ・レコード産業協会(RIAA)の調べでは2008年以来、アメリカの音楽関連の収入は18億ドル(約1869億円)減少して現在では70億ドル(約7267億円)という数字になっているとのことで、そのうちCDやアナログなどのセールスは全収入の35パーセントにとどまった一方で、ダウンロードは40パーセントも占めるようになったことが明らかになっているという。

さらにストリーミング・サービスについては2007年時点では音楽産業の全収入の3パーセントに過ぎなかったのが13年では21パーセントも記録するようになっているという。

また、ストリーミングの購読サービスも昨年1年だけで57パーセントの増加をみせていて、今後もビーツ・ミュージック、アマゾン・プライム・ミュージックなどの新しいサービスの開始やユーチューブが準備しているというキー・ミュージックの立ち上げによってストリーミングのシェアはさらに拡大するものと見られていると音楽サイトのコンシクエンス・オブ・サウンドが伝えている。

1983年から2013年までの各メディア・フォーマット比の変遷を示すGIF動画はこちらから。
http://www.digitalmusicnews.com/permalink/2014/08/15/30-years-music-industry-change-30-seconds-less

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