カルチャー・クラブ、オリジナル・メンバーで14年振りとなる再結成、新作も

カルチャー・クラブ、オリジナル・メンバーで14年振りとなる再結成、新作も

ボーイ・ジョージとカルチャー・クラブのオリジナル・メンバーが14年振りに再結成するとローリング・ストーン誌が報じている。今年11月に北米ツアーを敢行し、来年2015年には新しいアルバムをリリース予定だという。ボーイ・ジョージは今月14日のNBCのトークショー「レイト・ナイト・ウィズ・セス・マイヤーズ」にテイラー・スウィフトと共に出演する。

ツアーは11月15日にカリフォルニア州のランチョ・ミラージュの「Agua Caliente Casino Resort Spa」でのライヴから始まり、11月28日のニュージャージー州のアトランティックシティの「Etess Arena」が最終となる。11月のツアーのチケットは今週の金曜日にバンドのウェブサイトで発売予定となっている。また、北米ツアーの後は故郷英国で11日間のアリーナ・ツアーが予定されている。

カルチャー・クラブは今年5月に英国でのツアーのニュースに続き、ニュー・アルバムを発売するというニュースを発表した。バンドは、キリング・ジョークのベーシストでザ・ヴァーヴ、ザ・カルトやプライマル・スクリームのプロデューサーであるユースとLPの制作をスタート。今年3月のローリング・ストーン誌とのインタビューの際ボーイ・ジョージは1995年以来久しぶりのソロアルバムとなる『ディス・イズ・ホワット・アイ・ドゥ』をリリースしたばかりだったが、バンドが数年前に楽曲を書き始めようとした際はまだ本人が波には乗っていない状態でうまくいかなかったと語っている。

ボーイ・ジョージに加え、カルチャー・クラブのオリジナル・メンバーであるベース担当のマイキー・クレイグ、ギター、キーボード担当のロイ・ヘイ、ドラム、パーカッション担当のジョン・モスが再結成メンバーのラインナップとなる。カルチャー・クラブは80年代にリリースしたデビュー・アルバム『キッシング・トゥ・ビー・クレヴァー』のうち3曲が米国でトップ10にランクされるヒットとなり、これはザ・ビートルズ以降初めての快挙であった。カルチャー・クラブは世界中でシングル一億枚とアルバム五千万枚を売り上げている。

バンド・メンバーの軋轢とボーイ・ジョージの継続した薬物乱用の影響で1986年にアルバム『フロム・ラグジャリー・トゥ・ハート・エイク』をリリースした後、バンドは解散している。カルチャー・クラブはメンバーの方向性の違いを乗り越えて1998年に再結成し、翌年アルバム『ドント・マインド・イフ・アイ・ドゥ』をリリースした。

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