ピーター・フランプトン、公演中に写真を撮り続けていた客の携帯を取り上げ放り投げる

ピーター・フランプトン、公演中に写真を撮り続けていた客の携帯を取り上げ放り投げる - 2003年作『ナウ』2003年作『ナウ』

70年代に絶大な人気を誇ったピーター・フランプトンは、先頃アメリカで行った公演でライヴ中写真と動画を撮り続けていた客の携帯を取り上げ、放り投げてしまったという。

ライヴは8月3日にインディアナ州カーメルで行われたもので、ライヴ前に動画撮影とフラッシュ撮影は禁止だというアナウンスも行われたというのだが、前列にいたこの問題のカップルはライヴが始まるとアナウンスなどどこ吹く風とばかりに途端に撮影を始めることになったとか。

ピーターは身振り手振りで二人に必死にやめてくれと伝えようとしたものの、二人にはまったく気づく素振りもなく、ピーターはしばらく背中を向けて演奏するというアピールまでしたというが、それでも二人は撮影をやめなかったとか。

その後、ピーターの要求に気づいた会場側のスタッフが二人を制止していったん収まったというが、それも時間の問題で二人はすぐにまた撮影を始めてしまったという。70年代後半のヒット曲の一つ、"ライク・ウィ・ドゥー"の演奏に入った頃にはピーターは限界に来てしまったようで、その場に居合わせた目撃者は次のようにオンステージ誌に語っている。

「ピーターは曲を終えると二人のところに歩み寄ってにこにこしながら『それ見ていい?きみたちがずっと撮ってた写真?』って問いかけると男が携帯を手渡したんだよ。するとピーターは振り向きざまに天井目がけてその携帯をえいって放り投げちゃったんだ。携帯はそのままバックステージ方面まで飛んで行って、ぼくたちはみんなで歓声を上げたよ。ずっとギターを担いで演奏をしてきた経験があるだけに、ピーターはいい肩してたね」

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