カニエ・ウェスト、新作のリリースについて9月が一番濃厚だと語る

カニエ・ウェスト、新作のリリースについて9月が一番濃厚だと語る

新作制作を進めていると伝えられているカニエ・ウェストは、ファースト・シングルが完成に近づいていることを明らかにしている。

カニエはシングルについてジェイ・Zとのコラボレーション曲"ニガズ・イン・パリス"を引き合いに出して説明していて、クラブでもかけられる曲だし、この曲のせいで「アルバムのバランスを取り直さなければならなくなった」とGQ誌に語っている。

「新作について言えば、なにか一つ新しい要素が出てきたら、それですべて変わりうるんだ。俺には今度のアルバムの作り方についてある考えがあったんだよ。と思ったら、新しい曲が出来ちゃって、これがあまりにもいいもんだから、アルバム全体のバランスを取り直さなければならなくなったんだ。この曲は"ドント・ライク.1"とか"ニガズ・イン・パリス"のようにクラブでかけられる曲なんだよ。それに対して俺はそれまでアルバムに専念してて、アルバムには美しい曲が揃えてあって、どれももっと歌というものなんだよね。別に『よっしゃあ、じゃあ今年の夏を一気に呑み込んでやるかあ!』と威勢を挙げるような曲ではないんだよ。これらの歌が言いたがっているのは『おい、俺はすごいミュージシャンなんだぜ、こういう美しい曲を書いて、これだけの意味があって、これだけの意味に溢れた作品なんてほかの誰にも作れないんだぜ』っていうことなんだ」

また、リリースについてカニエは本来なら6月に出したかったと明らかにしているが、遅くとも今年の年末には出すことになるという。

「これらの曲のどれかを数週間のうちに出せれば、とりあえずなんか出してる状態にはなるからさ。俺としては9月が一番濃厚だと思うんだ。ただ、いろいろ考えるんだよ。9月がいいかな、それとも10月かなってね。あるいは11月? っていう感じでね。ビヨンセがこの間のアルバムに取りかかってた時も、しばらく時間がかかったしね。俺としては6月までに『イーザス』みたいに手っ取り早く出せるもんだと思ってて、夏はそれだけで凌いでいけると思ったんだけど。でも、その一方でアディダスの仕事もしなきゃならないし、子供とも一緒にいたいからね」

(c) NME.COM / IPC Media 2014

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