キング・クリムゾン、新曲のリハーサル音源の一部を公開

キング・クリムゾン、新曲のリハーサル音源の一部を公開

4年ぶりに活動再開し、秋からツアーに乗り出すキング・クリムゾンだが、新曲"Venturing Unto Joy Pt. I"のリハーサル演奏の一部を公開している。

今回のクリムゾンのラインナップはドラムにギャヴィン・ハリソン、ビル・リーフリン、パット・マステロット、ベースにトニー・レヴィン、サックスにメル・コリンズ、ギターにジャッコ・ジャコスジクとロバート・フリップというものになっているが、ロンドンのエルストゥリー・スタジオで行われた今回の音源はトリプル・ドラムの複雑なビートに残りの4人の燃え上がるような演奏が融合するものになっていて、バンドは次のように演奏についてコメントしている。

「1分半にも満たないクリップからなにか判断するなど控えるべきことだとは思うが、それにしても、それにしても……なのである。エルストゥリー・スタジオで行われたこのリハーサルのスニペットで7人組クリムゾンの4人は実に楽しそうなのだ。リーフリンとハリソンとの間には演奏の応酬の豊かさが実り、レヴィンとフリップの演奏は襟を掴み取っているだけでなく、頸動脈をもしっかり押さえるようなものなのだ。いずれにしても、早急な見立てにご勘弁を。これこそまさにキング・クリムゾンであり、彼らの状態は猛々しいばかりのものになっているのだ!」

バンドは9月からアメリカ・ツアーに乗り出す予定になっている。

2003年の『ザ・パワー・トゥ・ビリーヴ』以来となる新曲のスニペットはこちらから。
https://www.youtube.com/watch?v=nI4LSgqOQmw

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