デス・フロム・アバヴ1979、10年ぶりの新作『The Physical World』を9月にリリース

デス・フロム・アバヴ1979、10年ぶりの新作『The Physical World』を9月にリリース

2011年に再結成したデス・フロム・アバヴ1979だが、2004年のファースト『ユー・アー・ウーマン、アイム・ア・マシーン』以来10年ぶりとなる新作『The Physical World』を今秋リリースすることが明らかになっている。世界リリースは9月9日、国内盤のリリース予定日は9月10日となる。

リリース元はラスト・ギャング・レコードで、プロデューサーにはオアシスやナイン・インチ・ネイルズを手がけたデイヴ・サーディが迎えられているという。

セバスチャン・グレインガーは、新作制作に向かう動機となったのはファンの期待に応えていくことだったとNMEにいささか逆説的に次のように語っている。

「ジェシー(・キーラー)とぼくがたとえどんなことをやったとしても、その作品がどんな成功をしたとしても、その作品について触れられる時には必ずデス・フロム・アバヴについて言及されることになるわけだよね。で、それはあまりにも評価として安直だから、こっちにもすごく腹立たしいことなんだ。というわけで、ぼくたちはあえてデス・フロム・アバヴのアルバムを出すことにした。プレスが『期待していた内容じゃなかった』みたいなことをぬかしたら、『そっちがファッキンほしがってたんだろ』って言ってやるんだよ」

ただ、セバスチャンはこの新作が自分たちにとって「鍵になっている」とも述べており、「ぼくたちのやりたいようなライヴを実現させてくれるし、ライヴを好きにやれる自由を提供してくれるものにもなるんだよ」と新作の持つ意義を語っている。

アルバムからはリード・シングルとして"Cheap Talk"がリリースされ、ほかに"Right On"、"Virgins"などのトラックが収録されているという。
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