ブライアン・ウィルソン、ラナ・デル・レイやフランク・オーシャンとコラボレーション

ブライアン・ウィルソン、ラナ・デル・レイやフランク・オーシャンとコラボレーション

ブライアン・ウィルソンは制作を進めている新作でラナ・デル・レイやフランク・オーシャンらとのコラボレーションを行っていることを明らかにしている。

ローリング・ストーン誌の取材に応えたブライアンは新作用にほかにも女優のズーイー・デシャネル、カントリー・アーティストのケイシー・マスグレイヴスらとも作業を重ねているといい、「このプロジェクトには我ながら驚いちゃうね。みんなでここまでやれるとは自分では想像もしていなかったよ」と語っている。

なお、フランクは"Special Love"という曲に客演していて、ラナが参加する"Last Song"は一度聴いたら忘れられない曲になっているという。また、ゾーイが参加する"On the Island"は「宇宙時代のボサノバ」で、ケイシーが参加しているのは"Sharing a New Day"という曲だとも明かしている。

こうした若手との共演はブライアンのファンの間では不評も呼んでいるが、それらの意見に対して、ブライアンはフェイスブックで次のように答えている。

「ファンのみなさんへ。ぼくがこれほど懸命に取り組んでいるアルバムについてここまで否定的な意見がまかり通っているのを見て呆気にとられてるよ。ぼくの音楽人生の中で、ぼくは公式をなぞろうとしてはだめだっていうことをあまりにも何度も教訓として学ばされてきた。そして、その教訓をしっかり身に着けてきてもいると思う」

「今度の新曲群についてはすごく誇りに思っているし、このすごいアーティストたちが歌っているのを聴いていると飛んで行っちゃいそうな気分になるんだ。もう50年以上も音楽を作ってきた今、ファンのみんなにはぼくが自分の心にあるもののみを追求しているということはわかってもらえているはずだと思うんだ。みんながぼくのファンでいてくれているのも、きっとそのおかげなんだと思う。だから、意見はアルバムが出るまで待っていてほしい。ひょっとしたら、ぼくと同じくらいにみんなも気に入ることになるのかもしれないんだから」

なお、この新作についてブライアンはこれまでジョー・トーマス、ジェフ・ベック、あるいはビーチ・ボーイズのアル・ジャーディン、デイヴィッド・マークス、ブロンディ・チャプリンらが参加していることを明らかにしてきている。

(c) NME.COM / IPC Media 2014
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