ビョーク、デス・グリップスの新作にヴォーカルをサンプリングされて嬉しいと語る

ビョーク、デス・グリップスの新作にヴォーカルをサンプリングされて嬉しいと語る

ビョークはデス・グリップスの新作に自身の作品の音源が使われたことについて嬉しいと語っている。

デス・グリップスは6月9日に突如フェイスブックで新作を公開し、音源の無料ダウンロード・リンクを提供している。新作は『Niggas On The Moon』というタイトルで、収録曲8トラックに関してすべてビョークのヴォーカルをサンプリングとして使っているという。

この作品は2部作の1枚目で、全体のタイトルは『The Powers That B』というものになり、バンドが運営するサード・ワールド・レコードからリリースされることになる。なお、サード・ワールドは先頃モリッシーを獲得したハーヴェストと提携して運営されている。第2部となる作品には『Jenny Death』というタイトルが予定されているという。

ビョークは自身の声がサンプリングされたことについて次のようにフェイスブックにコメントしている。

「わたしのヴォーカルがデス・グリップスの新作に行き着いたことを発表できてとても誇りに思う! デス・グリップスのことはとても尊敬しているから、わたしが彼らの『発掘された対象』になることができてとっても嬉しい! 幸いみんなとは一緒につるんで、音楽愛を交歓することも出来てて、みんなの成長も目撃してる! エピック(物語の意味と前レーベルのエピックをかけている)はこれから続くのみ!」

デス・グリップスは前作『No Love Deep Web』のリリースをめぐってエピックとの契約を解除されたが、この作品のリリース権や音源所有権などについてはバンドが確保したと音楽サイトのオーグが伝えている。

『Niggas On The Moon』のトラックリストは以下の通り。
'Up My Sleeves'
'Billy Not Really'
'Black Quarterback'
'Say Hey Kid'
'Have A Sad Cum'
'Fuck Me Out'
'Viola'
'Big Dipper'

デス・グリップスのフェイスブックはこちらから。
https://www.facebook.com/deathgripz/photos/a.176170062428181.39239.170869886291532/770957962949385/?type=1&fref=nf

“Up My Sleeves”の音源はこちらから。

(c) NME.COM / IPC Media 2014
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