ライブレポート
2010.01.16
怒髪天 @ 渋谷 C.C Lemonホール


怒髪天の御年賀ワンマン・ツーデイズ。「オトナだョ! 全員集合“一富士 二鷹 サントリー”」と銘打たれた初日の渋谷C.CLemonホールは、レーベル・スタッフが法被を着込み、関係者受付では御年賀として桃屋のラー油(笑)が配られるなど、とうに三が日は過ぎたにも関わらず、今まさに新春を迎えたばかりのようなお目出たいムードで沸き返っている。ライブの方も、大盤振る舞いのお年玉、あるいは初売り特売の大入り福袋といった具合で、とにかく盛りだくさん!まず驚かされたのは入場シーン。暗転と同時に1階席と2階席の客席出入り口から勢いよくメンバーが登場!突然の出来事にどよめく場内に、「よく来た~ぁ!アケオメ~ぇ!!」と法被&鉢巻き姿の増子兄が呼びかける(お似合い出で立ちだったけれど、本人曰く「歳末大売り出しの電気屋だね」笑)。1曲目“オトナノススメ”の「バン、ババン!」、そして“全人類肯定曲”の「生きてるだけでOK!」、さらに“労働CALLING”では「ウンガラガッタ、ウンガラガッタ!」とシンガロングも盛大に、会場は初っ端からこの上ない一体感に包まれたのだった。
そんな浮かれムードでスタートしたライブだったけれど、続く“GREAT NUMBER”、“蒼き旅鳥”、“トーキョー・ロンリー・サムライマン”では、歴戦のキャリアを感じさせる重心の定まった盤石のバンド・サウンドでオーディエンスを魅了。増子兄も、おなじみのガニ股スタイルで情感こもりまくりのボーカルを響かせる。客席では特製の蛍光ペンライトやメンバーの顔写真入りウチワが揺れ(「ウチらジャニーズ・シニアですからね!」と増子)、そんな大盛り上がりの光景を前に「しかしね、渋公……渋公C.Cレモンで出来るなんて、ここ人気あるバンドがやるところだからね!」(増子)と感慨深げなひと幕も。その後の“望郷ドラ息子”では、「渋公は席から動いちゃいけないから、こっちから行きましょう!」とおもむろにステージを降り、客電が全開になるなか演歌歌手よろしく通路を闊歩。お客さん一人ひとりと握手やハイタッチを交わしながら熱唱する増子は、ちょっと顔を紅潮させて心底気持ちよさそう。その彼を見守るお客さんもみんな笑顔の福男福女と化し、2階席から見渡す光景は実に感動的で胸がジーンと熱くなった。
今夜はアンコールも特別仕様。まず、メンバー全員が蝶ネクタイのタキシード姿で登場。盛大なスタンディング・オベーションを浴びて、ステージ前に整列して増子、「新春クラシック・ショーへようこそ!アカペラで歌う勇気はないので、豪華なゲストをお呼びしております。アコーディオン、ソウル・フラワー・ユニオンから奥野真哉!」とスペシャル・ゲストを呼び込んで、アコーディオンとヴァイオリンの伴奏で“うたのうた”を熱唱(珍妙な振りつけ付き・笑)。そしてアコースティック・ギター、ウッド・ベースを交えて、「しばれるね~ぇ……今年も辛いこと哀しいことたくさんあるだろう。でもあの液体はいつだって俺を慰めてくれる!」と哀愁たっぷりの“ビール・オア・ダイ”でロックな酒盛りをキメてみせる。ダブル・アンコールではドラムス・坂さん(坂詰)もMC――「今日は本当にありがとうございます!自分としてもひとつ階段を登ったかなと……これが天国への階段じゃなきゃいいけど(笑)」。続けて増子、「いやぁ、今日は嬉しい!最後もドカンといくか!!」と今一度気を吐いて、“ロクでナシ”、“酒燃料爆進曲”と2階席が揺れるくらいの熱狂を立ち上げ、「今年も俺たちは自分の信じた道を突き進んでいく!たとえ結果がついてこなくても!」と最後はニュー・シングル“ド真ん中節”で「ドドド! ドドド!ドンと行け!」と力強いエールを届けてフィニッシュ。しばらくはガス欠の心配いらないくらい、目いっぱい活力を注入してもらった濃密な2時間だった。3月3日にはニュー・アルバム『オトナマイト・ダンディー』が発売、そして5月からは全国ツアーも開催と怒髪天の進撃は続く!(奥村明裕)


怒髪天の御年賀ワンマン・ツーデイズ。「オトナだョ! 全員集合“一富士 二鷹 サントリー”」と銘打たれた初日の渋谷C.CLemonホールは、レーベル・スタッフが法被を着込み、関係者受付では御年賀として桃屋のラー油(笑)が配られるなど、とうに三が日は過ぎたにも関わらず、今まさに新春を迎えたばかりのようなお目出たいムードで沸き返っている。ライブの方も、大盤振る舞いのお年玉、あるいは初売り特売の大入り福袋といった具合で、とにかく盛りだくさん!まず驚かされたのは入場シーン。暗転と同時に1階席と2階席の客席出入り口から勢いよくメンバーが登場!突然の出来事にどよめく場内に、「よく来た~ぁ!アケオメ~ぇ!!」と法被&鉢巻き姿の増子兄が呼びかける(お似合い出で立ちだったけれど、本人曰く「歳末大売り出しの電気屋だね」笑)。1曲目“オトナノススメ”の「バン、ババン!」、そして“全人類肯定曲”の「生きてるだけでOK!」、さらに“労働CALLING”では「ウンガラガッタ、ウンガラガッタ!」とシンガロングも盛大に、会場は初っ端からこの上ない一体感に包まれたのだった。そんな浮かれムードでスタートしたライブだったけれど、続く“GREAT NUMBER”、“蒼き旅鳥”、“トーキョー・ロンリー・サムライマン”では、歴戦のキャリアを感じさせる重心の定まった盤石のバンド・サウンドでオーディエンスを魅了。増子兄も、おなじみのガニ股スタイルで情感こもりまくりのボーカルを響かせる。客席では特製の蛍光ペンライトやメンバーの顔写真入りウチワが揺れ(「ウチらジャニーズ・シニアですからね!」と増子)、そんな大盛り上がりの光景を前に「しかしね、渋公……渋公C.Cレモンで出来るなんて、ここ人気あるバンドがやるところだからね!」(増子)と感慨深げなひと幕も。その後の“望郷ドラ息子”では、「渋公は席から動いちゃいけないから、こっちから行きましょう!」とおもむろにステージを降り、客電が全開になるなか演歌歌手よろしく通路を闊歩。お客さん一人ひとりと握手やハイタッチを交わしながら熱唱する増子は、ちょっと顔を紅潮させて心底気持ちよさそう。その彼を見守るお客さんもみんな笑顔の福男福女と化し、2階席から見渡す光景は実に感動的で胸がジーンと熱くなった。
今夜はアンコールも特別仕様。まず、メンバー全員が蝶ネクタイのタキシード姿で登場。盛大なスタンディング・オベーションを浴びて、ステージ前に整列して増子、「新春クラシック・ショーへようこそ!アカペラで歌う勇気はないので、豪華なゲストをお呼びしております。アコーディオン、ソウル・フラワー・ユニオンから奥野真哉!」とスペシャル・ゲストを呼び込んで、アコーディオンとヴァイオリンの伴奏で“うたのうた”を熱唱(珍妙な振りつけ付き・笑)。そしてアコースティック・ギター、ウッド・ベースを交えて、「しばれるね~ぇ……今年も辛いこと哀しいことたくさんあるだろう。でもあの液体はいつだって俺を慰めてくれる!」と哀愁たっぷりの“ビール・オア・ダイ”でロックな酒盛りをキメてみせる。ダブル・アンコールではドラムス・坂さん(坂詰)もMC――「今日は本当にありがとうございます!自分としてもひとつ階段を登ったかなと……これが天国への階段じゃなきゃいいけど(笑)」。続けて増子、「いやぁ、今日は嬉しい!最後もドカンといくか!!」と今一度気を吐いて、“ロクでナシ”、“酒燃料爆進曲”と2階席が揺れるくらいの熱狂を立ち上げ、「今年も俺たちは自分の信じた道を突き進んでいく!たとえ結果がついてこなくても!」と最後はニュー・シングル“ド真ん中節”で「ドドド! ドドド!ドンと行け!」と力強いエールを届けてフィニッシュ。しばらくはガス欠の心配いらないくらい、目いっぱい活力を注入してもらった濃密な2時間だった。3月3日にはニュー・アルバム『オトナマイト・ダンディー』が発売、そして5月からは全国ツアーも開催と怒髪天の進撃は続く!(奥村明裕)
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