KEYTALK
独占!! 新曲“ナンバーナイン”と展望を語る

アルバム『Bremen』で初めてオリコン1位、夏フェスへの出演、そして初めての全国ツアーと、この1年で大きな飛躍を遂げた米津玄師。今の心境や次に向けてどんなヴィジョンを描いているのか話を聞こう、と思いインタヴューをオファーした。そのタイミングで発表されたのが、ルーヴル美術館特別展「ルーヴルNo.9~漫画、9番目の芸術~」の公式イメージソングを手がけるというニュース。その曲“ナンバーナイン”は、米津の新曲として素晴らしい出来になっている。『ROCKIN'ON JAPAN』6月号に掲載した独占ロングインタヴューから、発言の一部を先がけてお届けする。

インタヴュー=山崎洋一郎 撮影=中野敬久

古いものと新しいものを繋げるにはどうしたら良いんだろう、どういうふうに繋がってきたんだろうとかいろいろ考えているうちにたどり着いたのがこの“ナンバーナイン”っていう曲です

基本、自分の音楽には歌があって。その歌って芯さえちゃんと通っていればあとは何をやっても構わないだろうっていう考えが自分の中にあって。それに忠実でいる限りはどんな音楽を作ったところで俺の曲なんだろうなっていうふうには思います

『Bremen』の時はどうすればわかってもらえるだろうか?っていう考えが大きな割合を占めてて。でも“ナンバーナイン”は、隙間を残しつつ、そういう点でいうとちょっと突き放した感じの歌詞になったのかなっていう気はします

『Bremen』はあの時なりの俺の自由で。それとはまた違う形で、もう少し個人的な部分を出していったほうがいいのかなって、漠然と思っていますね

今年は自由に時間をかけて音楽をじっくり作っていく年にしようかと思っていて。夏までの間に曲を作っていって、そのモードの上でライヴをやる、フェスとかに出れるっていうのはすごい刺激になるんじゃないかなって。そこで何か得た上で、また新たな空気感で曲が作れるのかなっていう気がしてます

続きは2016年4月30日(土)発売のロッキング・オン・ジャパン 6月号で!

ロッキング・オン・ジャパン ロッキング・オン・ジャパン
  • ROCKIN’ON JAPAN 2016年6月号

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