ROCKIN'ON JAPAN INTRODUCTION
UVERworld

UVERworld

シングルが生まれるまでのすべてをTAKUYA∞、語る!

『Ø CHOIR』リリースから30公演の全国ツアーを経て生み出された、最新シングル『僕の言葉ではない これは僕達の言葉』。このシングルをめぐり、TAKUYA∞は「メッセージ」という言葉を繰り返す。このタイミングでなぜ「メッセージ」なのか。バンド史上、最重要作が生まれた理由、そしてここからUVERworldはどうなっていくのか――すべてを語ってくれた。5月30日発売の本誌に先駆けて、その言葉の抜粋を掲載する。

インタヴュー=山崎洋一郎 撮影=半沢克夫

UVERworldとしてもっと新しいバランス感覚がほしいなあと思っていて。『Ø CHOIR』まで行って、さあ次どんな曲を出そうかなあってもちろんこの時も考えて。音像が今のままじゃダメだって思ったんですね。ジワジワとジリジリと、もっと尖ったところに行きたい

今年のテーマはもうメッセージなんですよ、僕の中で。何を伝えたいかっていうのがタイトルでわかるというか、サビのメッセージ、サビの歌詞が出てきた時に、もうタイトルはこれでいこうって決めたんですよ。それも俺がひとりで歌うんじゃなくて、メンバー全員で歌おうと決めた時に

UVERworldを15年間やってきて、自分たちの中ではいろんなものを決断して絶ち切ってきて。バンドのためだけに自由に動けるように、何もこの手に持たずにやってきたはずやのに、いろんな仲間やったり、なくしたくないものばかりになってしまってた。「これなくさへんために俺たちもっと強くなっていこう」、これはもう俺の言葉じゃなくて俺たちの言葉ってことをこの曲で言いたくて

今じゃないとできひん気がしてるんですよ。今もうその言葉が溢れてくるから。ここで自分の言葉を持ちだしたっていう気がやっとしてるんですよ。メモする量が膨大になってきて。これをリズムでサ~ッと終わらすのはもったいないと思ってるんですよね

1曲1曲がしっかり、1行1行がしっかり立ってくる曲っていうのは、そのテンポとメロディの在り方で全然違って。それが曲全体の雰囲気を作って、なんか僕が今ハメたいとこにハマってくるんじゃないかなあと思ってるんですね。でもこの先こんなに出てくるのかなあって思うぐらい、今は自分の中で日々刺激があって

“7日目の決意”以降、夢で見る楽曲は拾うようにしてたんですけど、4回目なんですよ。そのうちの2回はギターが手元になかったんですよ。これからはほんまに寝る時は持っとかななあと思ってます。だから僕、寝てる時起こしたら怒るって言うてます(笑)。それを楽しんでいきます。今日もええ夢見いひんかなあと思いながら寝れたら、それも幸せですから

(“言わなくても伝わる あれは少し嘘だ”は)デモの段階で結構、評価高かったんですよ。彰(G)とかノブ(信人/B)とかかっちゃん(克哉/G)から「うわっ、なんかいい」みたいな、「ここに来てこれかあ、なんかええ感じ」みたいなメールがすぐ返ってきて

僕がこの勝負に勝てると思ってるのは、もう変に欲がないから。まあ、大きくなりたいっていう欲望はありますけど、音楽を純粋に楽しんで自分を感動させたいっていう気持ちが一番にあるから、この気持ちでやってれば、さらにもっと自分に響くものがガーンとできんじゃないかなあと思って

2015年5月30日(土)発売のロッキング・オン・ジャパン 7月号で!

ロッキング・オン・ジャパン
  • ROCKIN’ON JAPAN 2015年7月号

超大作『REFLECTION』完成! 桜井和寿に迫る

  • 全23曲、2年7ヶ月をかけて作られた『REFLECTION』はいかにして生まれたのか。6年半ぶりの表紙巻頭特集で桜井和寿が曝け出す、Mr.Childrenの「すべて」
  • ●雑誌コード:09797-07
  • ●発売日:2015-05-30
  • ●定価:571円 + 税
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