人間椅子、降臨!

未来永劫のメタル魂を 傑作『怪談 そして死とエロス』からひもとく

人間椅子の新作は、そのものズバリのタイトルで『怪談 そして死とエロス』。江戸川乱歩の小説をバンド名に冠した日本のヘヴィロックバンドとして、ひたすら文学的で時には猟奇的な楽曲を生み出し続けてきた彼らが、あえて直球なタイトルでその通りの内容の作品にしたことに、新鮮な驚きを覚える。2013年、2015年のOZZFESTに出演し、ももいろクローバーZと和嶋が共演、アニメ『ニンジャスレイヤー』の主題歌を手掛けたり声優に楽曲提供したりと、活動基盤が広がったおかげでライヴ動員も鰻登りの今だからこそ、あえて自分たちにとっての永遠のテーマを作品にすることが必要だったのだろう。このタイトルに込めた彼らの強い意志、そして楽曲が示す深い孤独を語ってもらおう。

インタヴュー=今井智子

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