KANA-BOON
新たな原点を刻んだ傑作『Origin』を全員で語る!

2月17日にサードアルバム『Origin』をリリースしたKANA-BOON。そのタイトルが示すとおり、『Origin』は彼らがバンドを始めた頃に抱いていた気持ちや感じていた音楽の楽しさを取り戻すというテーマのもとにつくられたアルバムだ。そしてそれは同時に、バンドを続ける中で描いてきた夢の先でバンドとしてどんな未来を描くのか、その新たなスタート地点を見つけ出すということでもあった。新世代バンドの旗手として驚くべきスピードで成長を遂げてきたKANA-BOON。その裏側で彼らは何を感じ、何に悩んできたのか。そしてその中でどんな答えを導き出していったのか。『Origin』へ至る物語と『Origin』から始まる物語、そのすべてを語った『ROCKIN'ON JAPAN』4月号の表紙巻頭インタヴューから、4人の発言を一足早くお届けする。

インタヴュー=小川智宏 撮影=オノツトム

自分も良くてお客さんの反応もいいものって、結構、この世に溢れてる。そういうもんを作るためにバンドやってきたんじゃないなって思い始めて。だからやっぱり、自分がやりたいものを出す、ニーズを考えずにやったほうが、自分の意見がちゃんと伝わるんじゃないかなと思い始めました(古賀隼斗/G)

今回は、もう1回自分のドラムの音に向き合えた。鮪から求められる音がいつもと違って、もっと洋楽的なパワー感が欲しいと言われて。今の自分には鳴らせない、自分の感覚にはない音だった。自分がまだ向き合ってない音というのがいっぱいあるんだなということを、今回理解できた(小泉貴裕/Dr)

流行とかに対してはあんまり、変な意識もないというか。それは俺らがその真ん中におったからというのもあるんやろうし。そこから離れないとみたいな負の考えよりは、もっとロックバンドになりたいっていう気持ちのほうが断然強い。僕らの思うロックバンドの真ん中に行きたい、俺らが真ん中を作りたいみたいな気持ちがあって(谷口鮪/Vo・G)

ここからはほんとに、四輪駆動になればいいなと思ってるし、四輪駆動になったならなったで、そこに負けじと、僕もまた先頭に立てるようにやりたい。僕が動かしてたものが、今四輪駆動になるというのは、そんなにいいことでもないんですよ。僕のエネルギーが全然足りないっていうことなんで(谷口)

自分も1番にならないとバンドは1番にならないんだなというのを改めて、ここに来て思いましたね。それまでは上がっていってる感だけで満足してたとこもあったけど、ちっちゃいことをやっていかないと上には行かれへんねんなっていうのを改めて思うようになったんで。一歩一歩階段上っていくのが、今はちょっと楽しいと思えてる(飯田祐馬/B)

続きは2016年2月29日(月)発売のロッキング・オン・ジャパン 4月号で!

ロッキング・オン・ジャパン
  • ROCKIN’ON JAPAN 2016年4月号

メンバー全員&鮪単独インタヴュー! 「メンバーへの手紙」も一挙掲載!

  • 初の表紙巻頭! 最新作『Origin』が導く新たな旅路を全員で語る&メンバー同士の「心のお手紙」
    そして、メンバー個別インタヴュー・谷口鮪編も!
  • ●雑誌コード:09797-04
  • ●発売日:2月29日
  • ●定価(税込):特別定価669円(本体619円)
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