星野源
星野源 『YELLOW DANCER』の先で鳴る新たなポップ大名曲“恋”を語る

アルバム『YELLOW DANCER』でブラックミュージックのビートとグルーヴを日本人ならではの情感とともに鳴らす「イエローミュージック」を提示してみせた星野源。そこからさらに一歩進んだ新たな名曲の誕生だ。本人も出演するTVドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』の主題歌ともなっている“恋”は、星野源がこれまでやってきたこと、そしてこれからやろうとしていることのすべてを1曲に注ぎ込んだ、『YELLOW DANCER』の先で鳴る星野源スタンダードポップである。このニューシングルはどのように生まれたのか、2016年9月30日(金)発売の『ROCKIN'ON JAPAN』11月号掲載のインタビューから、発言の一部を先出しでお届けする。

インタビュー=小栁大輔 撮影=大森克己

『YELLOW DANCER』でイエローミュージックというものができて。それまでたとえば人に説明する時に「ブラックミュージックが大好きで」っていうことから始まっていたものが、次はそれを説明しないで「これがイエローミュージックです」って言えばなんとなく「なるほど」って思ってもらえるような曲を作りたかった

ほんとに全部に当てはまるラブソングっていうものを作りたいなあと思ったんですよ。もう結婚してる夫婦でもいいし、お付き合いしてるふたりでもいいし、片思いしてる人でもいいし。紙の中でもテレビの中でも、そこにだって恋は生まれるわけで。そういうほんとにすべてのものに当てはまる言葉が、《夫婦を超えてゆけ》だったんです

そもそも人間が生きてることに意味はないと思うんで。なんかこうなっちゃったっていうことだと思うんで(笑)。やっぱそれっておもしろいなと思うんですね。しかもこの楽しい曲でこの言葉っていうのがたぶん大事で、意味なんかないけど楽しい瞬間いっぱいあるよねって

曲を書いているのは今生きてる自分っていうことでしかないです。でもその自分には歴史があって、音楽を始める前とか、お金をもらえるようになる前とか、いろんな時期の自分がいて。その全部の自分がワクワクするような曲、そういうのに当たるのを待っている

続きは2016年9月30日(金)発売のロッキング・オン・ジャパン11月号で!

ロッキング・オン・ジャパン
  • ROCKIN’ON JAPAN 2016年11月号

SEKAI NO OWARI、メンバー全員&4人ソロインタビューの5本立てで約1年ぶりのシングル『Hey Ho』に迫る!

  • ●SEKAI NO OWARI 『SOS/プレゼント』以来、約1年ぶりのシングル『Hey Ho』完成! メンバー全員&4人ソロインタビューの5本立てで、そのすべてに迫る!!
    ●星野源 最新モードの名曲“恋”を語る! 傑作『YELLOW DANCER』の先で鳴る未来とは?
    ●ONE OK ROCK 「ONE OK ROCK 2016 SPECIAL LIVE IN NAGISAEN」――11万人が目撃したロック史に残る名シーンを完全レポート!!
    ●[Alexandros] 来るべき傑作アルバム『EXIST!』制作真っ只中のスタジオに潜入!
    ●THE YELLOW MONKEY 16年ぶりのシングル『砂の塔』全員インタビュー&復活ツアーファイナル・北海道レポート!!
    ●illion 野田洋次郎2号連続インタビュー後編。新たなる挑戦の結晶――3年ぶりのアルバム『P.Y.L』を語る!
  • ●雑誌コード:09797-11
  • ●発売日:9月30日
  • ●定価(税込):619円+税
詳細はこちら
公式SNSアカウントをフォローする

最新ブログ

フォローする