フォクシーズ、ついに日本デビュー!

ポップ・シーンの未来を担うUK発シンガー・ソングライターの未公開フォトと主要ビデオを一挙掲載!

2013年、最大のヒット・ソングのひとつのゼッドの“クラリティ”にフィーチャリングされたことで一躍その名を世界に知らしめただけではなく、この曲のおかげで、デビューする前というのにグラミー賞(最優秀ダンス・レコーディング賞)までも受賞してしまったフォクシーズ。それからもフォール・アウト・ボーイやルディメンタルなどからもラヴ・コールを受け、彼らの楽曲に参加、この秋はファレル・ウィリアムス自らのリクエストにより、彼のヨーロッパ・ツアーのサポートを務めるのだが、まさに現在世界でもっとも注目されている“才能”と言っても過言ではないだろう。そんなフォクシーズのデビュー作『グロリアス』がようやく日本でも発売される。その派手な成り上がりとキュートすぎるルックスとは裏腹に、メランコリックなメロディの上に、内面に迫ったエモーショナルな歌詞が綴られたアルバムは、まさに彼女の“才能”を世界にイントロデュースする渾身の1枚である。今回はそんなデビュー作の発売を記念して、映像作品を通して、彼女のこれまでの足取りに迫ってみる。

(テキスト:内田亮)

SPECIAL PHOTOS ※画像をクリックすると拡大します。

MUSIC VIDEOS

“Youth”

すべての始まりはこの曲から。もともとはネオン・ゴールドというレーベルからアナログ盤として2012年に発売された彼女のデビュー・シングルだが、ウェブ上でこの曲を聴き、フォクシーズの独特な歌声に惚れたのが“プリンス・オブ・EDM”ことゼッド。早速彼女と連絡を取り、大ブレイクのキッカケとなった“クラリティ”を共に作り上げる。

“Clarity” Zedd

2012年の12月にリリースされたこの曲は、アメリカで200万枚以上のセールスを記録するというモンスター・ヒット・チューン。ゼッドの3作目のタイトル・トラックでもあるこの曲は、言うまでもなくフォクシーズの名を世界に広め、前述したように、第56回グラミー賞で最優秀ダンス・レコーディング賞を受賞。その際にフォクシーズもゼッドと共に壇上に上がり、受賞スピーチを述べた。アルバム『グロリアス』には“クラリティ”のしっとりとしたアコースティック・ライヴ・ヴァージョンが収録されている。

“Just One Yesterday” Fall Out Boy

“ユース”を聴いて、彼女の歌声に惚れたのはゼッドだけではない。フォール・アウト・ボーイのピート・ウェンツも聴いたその瞬間に虜になったらしく、最新作『セイヴ・ロック・アンド・ロール』のレコーディングにフォクシーズを招き、“ジャスト・ワン・イエスタデイ”にフィーチャーすることに。楽曲のビデオにまで彼女に登場してもらっている。フォクシーズが見せる最後の表情が怖すぎる。

“Right Here” Rudimental

UKで絶大の人気を誇るエレクトロ・グループのルディメンタルのシングル“ライト・ヒア”にも参加し、グラストンベリー・フェスティヴァルではステージでの共演も実現。あらゆるシーンを代表するメジャー・アーティストの楽曲に多く参加した2012~2013年の期間を振り返り、インタヴューでフォクシーズは「まさにインターンとして過ごしていた時期だった。優れたアーティストたちから色んなことを学ぶことができた」と語っている。

“White Coats”

“Echo”

ともに『グロリアス』に収録されているが、両方ともわりと古めのトラックで2012年の時点で公開されていた。フォクシーズの類稀なソングライティング・センスが光っていて素晴らしい。“エコー”のビデオは、正直、ちょっと不気味。

“Let Go For Tonight”

『グロリアス』のセカンド・シングル。ずっと前からフード・ファイト(食べ物を投げ合う遊び)をやってみたいという夢をこのビデオで実現させたとのこと。実際、めちゃくちゃ楽しそう。

“Holding Onto Heaven”

『グロリアス』のサード・シングル。天国にしがみつくというこの曲、“その目が罪悪感に満ちていることを教えてあげてるの あなたがやったことはホントに不愉快 わたしをこうしたあなた”と歌っていて、一見、裏切られた恋愛相手に対しての曲のように思えるが、実はどうやら家族について歌っているらしい。「歌っている相手に対して、あなたは無い物ねだりばかりしてるけどわたしはそれに応えられない、自分が存在しないものにしがみついているってことに気付いてって歌っている」とインタヴューで話していた。具体的なことは話してくれなかったが、恐らく、疎遠の父親のことを歌っているのでは、と思われる。そのようにフォクシーズのリリックは一筋縄ではいかない、まさに彼女のもっとも深いところから湧き出た、至ってパーソナルなものなのだ。

“Glorious”

“Glorious(Acoustic)”

アルバムのタイトル・トラックであり、4枚目のシングル。フォクシーズの曲は、どれも最終的にエレクトロやハウス的なサウンドで装飾されたポップ・ソングに仕上がっているが、根本にあるのはどこかビタースウィートなメロディに彼女の歌声。ピアノだけの伴奏によるこの曲のパフォーマンスを聴くとそれはすぐに伝わってくるだろう。

“Happy” Pharrell Williams cover

世界中を文字通りに“ハッピー”にさせた、ファレル・ウィリアムスによる必殺シングルのカヴァー。原曲がまるでわからないメランコリックなアレンジが施された彼女のバージョンをファレル自身がえらく気に入って、彼女をヨーロッパ・ツアーのサポートに呼んだとのこと。フォクシーズの歌手としての表現力とカリスマが十二分に伝わってくる名カヴァーである。

初来日ショーケース ダイジェスト映像

初来日ショーケース ダイジェスト映像

デビュー作『グロリアス』が発売される一足先に来日を果たしたフォクシーズ。渋谷のWWWで行われた彼女の超プレミアムなショーケース・ライヴには全国から大勢のファンがかけつけて超満員。ライヴはもちろんのこと、トークショーやミート&グリートも行われた。

来日公演情報

フォクシーズ単独来日決定!

FOXES JAPAN DEBUT LIVE “GLORIOUS”

  • 日時:2014年9月4日(木)
  • 会場:渋谷 duo music exchange
  • 開場:18:00 開演:19:00

チケット料金

前売り:¥3,900(税込)当日:¥4,900(税込)
「CD+スペシャル・チケット」同時購入について
「デビュー・アルバム『グロリアス』+来日公演前売りチケット」 同時購入価格¥4,800 (税込)
<「CD+スペシャル・チケット」同時購入特典>

詳しくはこちら

提供:ソニー・ミュージックレーベルズ

企画・制作:RO69編集部

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