Alexandros
川上洋平ロングインタヴュー!
世界を解く新たな「鍵」=“NEW WALL”完全解説

2016年4月20日に両A面シングル『NEW WALL/I want u to love me』をリリースする[Alexandros]。『ROCKIN'ON JAPAN』5月号では川上洋平が登場し、この最新作について語っている。 “NEW WALL”は、TOUR 2015「ご馳走にありつかせて頂きます」幕張メッセにて披露されていた楽曲。ストリングスを前面に押し出したサウンドができあがるまでの制作過程、そしてこの楽曲に込められた[Alexandros]の未来像について、川上が完全解説したロングインタヴューとなっている。ここではその発言の一部をお届けする。

インタヴュー=小栁大輔 撮影=笠井爾示(MILD)

これ僕ね、久々にいいものができたというか(笑)。“ワタリドリ”“Girl A”までは自分の能力を惜しみなく出した感じなんですけど、これは「自分の力以上のものが出てるな」って感じで。ちょっと奇跡的な瞬間がありました

みんながプロデューサー的な目線を持ってるのは[Alexandros]の強みだと思います。俺もメンバーそれぞれに意見を聞くし、ヒロもベースを弾き終わったらそれで終わりじゃなくて、まーくんのギターやサトヤスのドラムに対しても言うし。それはまーくんもサトヤスも同じで、4人で[Alexandros]をプロデュースしてる感覚ですね

(“NEW WALL”の)最初のテーマでいうと、《Let's all believe》、「嘘でもいいから信じようぜ、うちらは上がってくんだよ」って――やっぱり虚栄心だなあ。それがもたらす力のすごさ、俺はもう実感してるんで。まず信じてみようよって、やっぱり言いたかったんでしょうね

よく言われるじゃないですか、「今度はこの路線か」とか「今までの路線と違う」とか。そうじゃなくて[Alexandros]は最初から路線が1万本ぐらいあるんですよ、山手線だ大江戸線だ丸ノ内線だって(笑)。今回は山手線でってなっただけで、そんな簡単な1本の線だけじゃないし、思いついたことはどんどんやっていきたいですね

いろんな要素を1曲の中にまとめるのは[Alexandros]の専売特許だと思ってるんで。人を化かす感じが楽しいからやってるんですよね。初めて聴いたら、2番ぐらいまでは「ああ、こういう感じね」って思うだろうけど、そこに「バカヤロー」って(笑)。で、「こんな自由なんだな、ロックって」みたいに思ってくれたらおもしろいなあと思います

続きは2016年3月30日(水)発売のロッキング・オン・ジャパン 5月号で!

ロッキング・オン・ジャパン
  • ROCKIN’ON JAPAN 2016年5月号

全員&個別インタヴュー、そして「10年後のPerfumeへのメッセージ」で送る表紙巻頭大特集!

  • 6thアルバム『COSMIC EXPLORER』完成! なぜ3人は夢を未来に変え続けることができるのか?全員&個別インタヴュー、そして「10年後のPerfumeへのメッセージ」で送る、表紙巻頭大特集!
  • ●雑誌コード:09797-05
  • ●発売日:3月30日
  • ●定価(税込):特別定価710円(本体657円)
詳細はこちら
公式SNSアカウントをフォローする

人気記事

最新ブログ

フォローする