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「音楽について書きたい――そんなあなたの文章を募集します」というコピーを掲げて、この夏、第2回目の募集を呼びかけました「音楽文 ONGAKU-BUN 大賞」、その最優秀賞・入賞作品をここに発表いたします。
夏に募集した今回は、第1回だった前回の冬開催をさらに大幅に上回る、たくさんの文章が寄せられました。各地で繰り広げられたフェスのレポートはもちろんのこと、貴重なライブの目撃談や数年ぶりの作品への焦がれた思いなど歴史的な文章や、長年愛してきたアーティストへの幾層にも重ねられた論考、ある1曲のいちフレーズを起点に描かれた大きな物語など、文章のテーマは多岐にわたり、選考するわたしたちを感服させるものばかりでした。
そして、そのひとつひとつの文章のクオリティの高さは、さらにわたしたちを感動させるものでした。込められたエモーションの熱量もさることながら、それをどう伝えるか、表現方法のスキルの高さ、文体の多様さにも驚かされました。
したがって、今回の選考も難しいものになりました。わたしたちも悩みましたが、結果、最優秀賞を1名に、入賞を10名にお贈りすることとしました。しかし、繰り返しになりますが、ここに発表した最優秀賞・入賞作品以外にもご紹介したい文章は本当にたくさんありました。
この「音楽文 ONGAKU-BUN 大賞」を通じて、わたしたちはほんとうに多くの素晴らしい文章に出会うことができました。その気持ちは、いまこの発表のページを開いて、選ばれた作品を読もうとされているRO69(アールオーロック)の読者の方も同じだと思っています。事実、前回の第1回「音楽文 ONGAKU-BUN 大賞」の最優秀賞・入賞作品発表(
http://ro69.jp/contents/ongaku-bun/201511-201602/
)でご紹介した計11本の文章には、たくさんのアクセスがありました。音楽について書きたい人にとって関心を集めるようになったこの「音楽文 ONGAKU-BUN 大賞」ですが、そんな文章を読みたい人にとっても楽しみな企画になっていることを実感しています。
そこで、冬もこの「音楽文 ONGAKU-BUN 大賞」を開催することにしました。詳細はおってこのRO69上、および『rockin’on』『ROCKIN’ONJAPAN』『Cut』などロッキング・オンの雑誌媒体を通じて発表します。みなさんのご応募をお待ちしています。
最優秀賞
30万円進呈
キクチ タイスケ
(19歳)
変わらないまま、変わった。
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入賞
10万円進呈
isakana
(49歳)
Prince 1958 - 2016 -
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沖田灯
(27歳)
「ロストマン」と「こだま、ことだま」~2016年のBank Band
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沖村瑠奈
(15歳)
KANA-BOON 空は飛ばないヒーローの原点の話
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小田淳治
(27歳)
James Blakeがいる場所~『The Colour In Anything』に至るまで
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KAI
(37歳)
「グラストンベリーフェスティバル」
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後藤大介
(19歳)
Tame Impalaという体験、新時代の『Currents』。
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松本日花里
(16歳)
僕と私と怪獣~米津玄師の音楽から~
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未有
(24歳)
音楽とヒーロー
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持田智也
(18歳)
「銀杏BOYZに愛を込めて」
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RIO
(14歳)
QUEEN来日大作戦!?~祝・来日公演決定~
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前回の音楽文 ONGAKU-BUN 大賞はこちら