アジアン・カンフー・ジェネレーションの武道館『20th Anniversary Live』を観て

アジアン・カンフー・ジェネレーションの武道館『20th Anniversary Live』を観て
特別な企画や大掛かりな演出や豪華なゲストといったスペシャルなことは何もなく、ひたすらASIAN KUNG-FU GENERATIONの誠実な演奏と歌が綴られた2時間半だった。
それだけで、僕たちはバンドの進化に驚き、楽曲の普遍性を味わい、過去の思い出を蘇らせたり新たな発見を喜んだりしながら、
十分に密度の濃い脳内多忙な時間を過ごすことができた。
いいロックバンドのアニヴァーサリー・ライブというのはこういうものだ。
企画や演出ではなく、演奏と歌の中に全てがあることをしっかりと見せてくれるのが何よりも嬉しい。


“サイレン”が聴けて嬉しかった。


アルバム『ファンクラブ』のツアーで“月光”のピアノのSEが鳴らなくて焦ったことを思い出して、それがもう10年前であることに驚いた。
山崎洋一郎の「総編集長日記」の最新記事
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