ジェームス・ブラウンのドキュメンタリー映画を観た

ジェームス・ブラウンのドキュメンタリー映画を観た
誰かロックを作ったのかという問いに対して、答えとなる特定の人物はいない。
ジャズもフォークもヒップホップもそうである。
だがファンクは、ジェームス・ブラウンが作ったと明確に答えることができる。
なぜそうなのか、その理由と経緯が実にリアルに描かれている。

もちろん人間として偉大な存在であるし、60年代、70年代のアメリカにおいていかに政治的・文化的に重要な存在であったかは十分に描かれている。
タイトルにもなっている「ミスター・ダイナマイト」という言葉は、
危険なまでにパワフルだったジェームス・ブラウンそのものを言い表している。


だが、バンドのメンバーを中心に、共演した有名ミュージシャンの証言によって最も熱く語られるのはやはり音楽的なJBの偉業だ。

ジェームス・ブラウンはファンクそのものであり、
ファンクはジェームス・ブラウンそのものだ。
それがよくわかる。

プロデュースはミック・ジャガー。
山崎洋一郎の「総編集長日記」の最新記事
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