吉本隆明が最後に遺した三十万字 上下巻、発売になりました

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このブログでお伝えしてきた吉本隆明さんによるSIGHTでの連載をすべてまとめた単行本、『吉本隆明が最後に遺した三十万字』上下巻がついに発売となりました。

一部書店では既に昨日から店頭に並んでいますが、本日より多くの書店に並び始めると思います。

今年3月16日に逝去した吉本隆明さんは、
総合誌『SIGHT』では1999年の創刊時から2009年まで
インタヴュー連載を掲載してきました。
その全36本、11年に及ぶ計30万字以上に及ぶインタヴューを
収録した決定版です。

上下巻の詳細は、以下の通りです。

『吉本隆明が最後に遺した三十万字 上巻 吉本隆明、自著を語る』
初版発行日:2012-12-24
ISBN:978-4-86052-111-0
著者名:吉本隆明
定価:2,500円 + 税

上巻 収録内容
第一章 『固有時との対話』『転位のための十篇』
第二章『マチウ書試論』
第三章『高村光太郎』
第四章『芸術的抵抗と挫折』
第五章『擬制の終焉』
第六章『言語にとって美とはなにか』
第七章『共同幻想論』
第八章「花田清輝との論争」
第九章『心的現象論』
第十章『最後の親鸞』
第十一章『悲劇の解読』
第十二章『「反核」異論』
第十三章『マス・イメージ論』
第十四章『源氏物語論』
第十五章『死の位相学』
第十六章『超西欧的まで』
第十七章『ハイ・イメージ論』

あとがき「十四歳の思想」 高橋源一郎


『吉本隆明が最後に遺した三十万字 下巻 吉本隆明、時代と向き合う』
初版発行日:2012-12-24
ISBN:978-4-86052-112-7
著者名:吉本隆明
定価:2,500円 + 税

下巻 収録内容
吉本隆明、時代と向き合う
第一章「頻発する無根拠な殺人事件をめぐって」
第二章「少年法改正をめぐって」
第三章「日本の現在の政治状況について」
第四章「小泉改革による真の構造改革がもたらすものは何か」
第五章「『新しい歴史教科書をつくる会』について」
第六章「アメリカで起こった同時多発テロについて」
第七章「同時多発テロをめぐる自衛隊法改正について」
第八章「天皇による『韓国とのゆかり』発言について」
第九章「同時多発テロにまつわる有事立法について」
第十章「小泉内閣による自民党政権について」
第十一章「世界を席巻するグローバル資本主義について」
第十二章「9・11以後のイラクの問題について」
第十三章「アメリカの中東戦争について」
第十四章「著書『引きこもれ』と少年犯罪について」
第十五章「小林秀雄賞受賞について」

吉本隆明、古典を読む
第十六章『一言芳談』『歎異抄』
第十七章『花伝書(風姿花伝)』
第十八章『十七条憲法』
第十九章『トーテムと命名』

あとがき「非政治的大衆の政治性について」 内田樹

詳細はこちらから。
(上巻)http://ro69.jp/product/book/detail/76304
(下巻)http://ro69.jp/product/book/detail/76305
(古川琢也)
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