SIGHT 最新号「70年間戦争しなかった日本にYESと言いたい」、本日発売です!

SIGHT 最新号「70年間戦争しなかった日本にYESと言いたい」、本日発売です!
日本は戦後70年間、戦争による死者を出さない平和な社会を守り続けてきました。

その日本が今、変わりつつあることを多くの人が感じています。
時代と共に様々な価値が変動したことで、戦後70年への評価も流動化し、相対化されているのです。
では、日本が70年間戦争をしなかったことは、幸せなことでも、素晴らしいことでもなかったのでしょうか。

そうではない、と私たちは考えます。

日本人が当たり前に享受してきた70年間の価値を、もう一度、肯定的に捉えて再検証する必要がある。そのメッセージを込めたのが、今回の特集「70年間戦争しなかった日本にYESと言いたい」です。

平和主義、日本国憲法、天皇制、政治、経済、メディア……と、様々な分野の第一人者の方々にご登場をいただき、「なぜ、日本は70年間戦争をしなかったのか」という要因と歴史的背景について、徹底的に語っていただきました。

そこから浮かび上がってきたのは、日本人が戦後の平和主義にいかに自然に親しみ、それを精神と身体に取り込んできたかということです。そこから正しい未来を改めて選択するために、私たちには何が必要なのでしょうか。


ぜひ、すべての世代、すべての日本人に読んでいただきたい1冊が完成しました。

ご登場いただいた方々と、語っていただいたテーマは下記のとおりです。(掲載順/敬称略)


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【戦後70年と平和主義】
戦後日本の平和主義は、きわめて現実的な理想主義だった
中村哲 医師/ペシャワール会現地代表

【戦後70年と憲法】
理想主義的な日本国憲法こそが、平和で平等な日本の戦後70年を守ってきた
伊藤真 法学館憲法研究所 所長/弁護士/伊藤塾 塾長

【戦後70年と天皇制】
天皇陛下が自ら政治を取り仕切らなくてはいけない状況というのは、この国にとって不幸なことだ
木村草太 首都大学東京教授

【戦後70年と自民党】
今も「戦争をしない日本」への門は開いている――自民党は戦後70年をいかに歩み、どう変質してしまったのか?
田中秀征 民権塾主宰/元経済企画庁長官

【戦後70年と野党】
平和な日本を続けるためには、正しい野党の存在が必要である
保坂展人 世田谷区長

【戦後70年と経済】
日本人は、今も勤勉で真面目である。戦後70年の高度経済成長はなぜ実現し、そして今停滞を迎えたのか
小野善康 大阪大学 特任教授

【戦後70年と戦前回帰】
政治の場に「戦前」への憧れが拡大している。なぜ日本は70年間、その思想を封じることができたのか
山崎雅弘 戦史・紛争史研究家

【戦後70年とメディア】
自民党の徹底的なメディア戦略に対抗できなければ、改憲発議後も野党・マスコミに勝ち目はない
西田亮介 東京工業大学准教授

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